最新記事
映画俳優

大事な部分を黒猫で隠しただけ...ハル・ベリーの「大胆すぎるブラ代わり」にネット仰天

2024年7月26日(金)13時50分
千歳香奈子
ハル・ベリー

ハル・ベリー(ハリウッド、2019年5月) Tinseltown-Shutterstock

<黒ビキニにアイマスク姿。2匹の黒猫でバストトップを隠しただけという際どい写真をインスタグラムに投稿した57歳のハル・ベリー。20年前に主演した映画『キャットウーマン』は「黒歴史」のはずだが...>

女優ハル・ベリーが、主演映画『キャットウーマン』の公開20周年を記念し、7月23日にトップレスで愛猫を抱く大胆なルックをインスタグラムに投稿し、話題を呼んでいる。

【写真】ほぼ全裸...本物の猫を「ブラ代わり」にするハル・ベリーにネット仰天

「今でも...ミャオ」と綴り、黒いビキニにアイマスク姿で"ほぼ裸"のキャットウーマンに扮したハルは、2匹の黒猫を抱いて胸を隠しただけの際どいポーズで57歳という年齢を感じさせない美ボディを惜しみなく披露。「史上最も美しい女性」「なんてホットなの!」と称賛の声が相次いでいる。

溺愛する猫たちとセクシーショットで20周年を祝ったハルだが、作品は酷評されて大コケし、最低映画や俳優を決めるラジー賞ことゴールデンラズベリー賞で最低作品賞や主演女優賞など4冠を受賞した「駄作」として歴史に名を残している。

2002年に映画『チョコレート』で黒人女性初のアカデミー賞主演女優賞に輝いたハルにとって、思い出したくない黒歴史のはずだが、「この象徴的なキャラクターに命を吹き込んで、今日で20年。彼女はいつも私の心の近くにおり、私は永遠にキャットウーマンこと、ペイシェンス・フィリップスであり続ける!」とキャプションを添え、堂々たる猫ブラで女優魂を見せつけた。

キャットウーマンを演じる前は「犬派」だった

ハルは誰も受賞したがらない不名誉なラジー賞授賞式にも率先して出席し、スピーチまでしている。後にこの失敗から学ぶことができたとポジティブに語っていたハルに、「歴代であなたがベスト」「キャットウーマンの新しいプロジェクトに復帰して欲しい」「私が一番好きなキャットウーマン」「ラジー賞を受賞したことはショックだった」などエールを送るファンも多く、続編を期待する声も寄せられている。

ちなみに、ハルはキャットウーマンを演じる前は犬派だったことで知られる。愛犬と暮らすハルに、制作チームが「役作りの参考に」と猫を贈ったことがきっかけで、その魅力に取り憑かれたと明かしている。猫の行動や思考、歩き方などを観察してヒントにしたというハルは、「あの経験が私を変え、完璧なキャットウーマンになった」と、エンターテイメント・ウィークリー誌のインタビューで話している。

すっかり猫派になったハルが抱いていたのは、1カ月ほど前に母猫を探して自宅敷地内に迷い込んでいた子猫たちだという。保護した4匹のうち2匹は里親に出し、家猫になるのは難しいと判断した母猫は予防接種と避妊手術を施した上で外猫として餌を与えて面倒を見ていることをインスタグラムで明かしていた。

新しい家族となった2匹が、20年ぶりのキャットウーマン復活のインスピレーションとなり、続編が実現するのか期待が高まっている。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

2024091724issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年9月17日/24日号(9月10日発売)は「ニュースが分かる ユダヤ超入門」特集。ユダヤ人とは何なのか/なぜ世界に離散したのか/優秀な人材を輩出してきたのはなぜか…ユダヤを知れば世界が分かる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ドル143円前半に上昇、過度な米利下げ期待の剥落で

ビジネス

日経平均は3万7000円回復、FOMC後の円安支援

ワールド

トランプ氏、ゼレンスキー氏との面会示唆 国連会合で

ワールド

イランのハッカー集団、米大統領選干渉狙いバイデン氏
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁断の韓国ドラマ」とは?
  • 2
    「ポケットの中の爆弾」が一斉に大量爆発、イスラエルのハイテク攻撃か
  • 3
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢な処刑」、少女が生き延びるのは極めて難しい
  • 4
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に…
  • 5
    浮橋に集ったロシア兵「多数を一蹴」の瞬間...HIMARS…
  • 6
    「トランプ暗殺未遂」容疑者ラウスとクルックス、殺…
  • 7
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 8
    地震の恩恵? 「地震が金塊を作っているかもしれない…
  • 9
    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「…
  • 10
    岸田政権「円高容認」の過ち...日本経済の成長率を高…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 3
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢な処刑」、少女が生き延びるのは極めて難しい
  • 4
    キャサリン妃とメーガン妃の「ケープ」対決...最も優…
  • 5
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 6
    北朝鮮で10代少女が逮捕、見せしめに...視聴した「禁…
  • 7
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 8
    エリザベス女王とフィリップ殿下の銅像が完成...「誰…
  • 9
    ウィリアムとヘンリーの間に「信頼はない」...近い将…
  • 10
    世界に離散、大富豪も多い...「ユダヤ」とは一体何な…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 4
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 5
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 6
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 7
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 8
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 9
    止まらない爆発、巨大な煙...ウクライナの「すさまじ…
  • 10
    ウクライナ軍のクルスク侵攻はロシアの罠か
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中