LEXUS DESIGN AWARD、ミラノで展示された4作品とは?
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「Zero Bag」
服を買うたびに、大量のパッケージをゴミとして廃棄しなければならないことに疑問を抱いたパク&ホ。いかに容易に、かつ自然なかたちでパッケージを処分することができるだろうか?と考えた。購入後に服を洗濯することに着目し、水溶性プラスチックとシート状の洗濯石鹸を組み合わせてできたパッケージを考案。そのまま洗濯機に投入すればパッケージが水に溶けてなくなると同時に、衣類に付着した化学物質も洗い流すことができる。素材の研究、メンターとの対話を重ねた結果、「Zero Bag」は服だけではなく、食品にも用途を拡大したパッケージとして進化した。
パク・キョンホ&ホ・イェジン
ともに韓国の漢陽大学ERICAキャンパスで産業デザインを専攻中。社会や環境問題に強い関心をもち、ユーザー目線を基本姿勢とし、デザインの力で多方向の解決策を見出そうとしている。
社会問題に向き合ったアイデアがメンターとのコミュニケーションによって大きく前進し、驚きを与えてくれたLEXUS DESIGN AWARD。今回発表した彼らの活躍に期待しつつ、今後の取り組みにも注目をしていきたい。
●LEXUS DESIGN AWARD https://lexus.jp/magazine/artdesign/lexus-design-award