大遅刻のリアーナ、坊主になった若手女優...ほか 渾身衣装で「メットガラ」を沸かせた豪華セレブ9人
Tバックショーツに全身銀色のボディメイクで登場したリル・ナズ・X(5月1日、ニューヨーク) Andrew Kelly-REUTERS
<今年のドレスコードは「カールに敬意を表して」──ファッション界を牽引してきたカール・ラガーフェルドに大物俳優、モデル、スポーツ選手らがそれぞれの解釈でオマージュを捧げた。とりわけ話題をさらった9人のスタイルを紹介する>
【写真&動画】豪華セレブたちが「メットガラ2023」で見せた大胆衣装の数々
ニューヨークのメトロポリタン美術館で1日、毎年恒例のファッションの祭典「メットガラ」が開催され、今年もハリウッドスターからスーパーモデルやスポーツ選手まで、きらびやかな衣装をまとった豪華セレブたちが美の競演を果たした。
1995年に始まったメットガラは毎年5月の第一月曜日に開催されており、今年のテーマは19年に亡くなった"モード界の皇帝"カール・ラガーフェルド。シャネルやフェンディなどハイブランドのデザイナーを務め、長年ファッション界を牽引してきた「カールに敬意を表して」というドレスコードに合わせ、それぞれの解釈でオマージュを捧げる渾身のスタイルが披露された。
ジャレト・レト
カールへのオマージュとしてジャレット・レトが選んだのは、巨大な白い猫の着ぐるみだった。ふわふわの白い毛にサファイア色の瞳は、カールが溺愛した愛猫シュペットそのもの。
バーマンという種類のメス猫であるシュペットは、資産1300万ドル、カールが残した遺産およそ3億ドルの大部分も相続したのではないかと噂される世界一裕福な猫として知られる。
そんなシュペットと瓜二つの着ぐるみは、「可愛い」「忘れることができない最高の瞬間」と大きな反響を呼んでいる。
リル・ナズ・X
シュペットをファッションに取り入れたのは、レトだけではない。リル・ナズ・Xは、全身にパールをあしらった銀色のボディメイクと顔全体を覆うきらびやかな猫風マスクで登場。
シルバーのTバックショーツだけを身に着け、生まれたままの姿でシュペットを表現してオマージュを捧げた。
ドージャ・キャット
自身の名前にも「キャット」がつくドージャ・キャットも、猫耳のフードが付いたオスカー・デ・ラ・レンタのガウンで登場。
まるでしっぽのようにふわふわな白いファーが目を引くスタイルで、完璧に猫になりきってみせた。