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セレブスクランブル交差点で素通りされるリル・パンプの映像が話題に
ツイッターでは100万人以上のフォロワーを抱えるリル・パンプ(2019年2月) Andrew Kelly-REUTERS
<渋谷が大騒ぎ──にはならず>
人気ラッパーのリル・パンプが日本の繁華街で気付かれずに佇んでいる動画がソーシャルメディア上で反響を呼んでいる。
リル・パンプは2000年生まれのアメリカ人アーティスト。両親はコロンビア系で本名はガジィ・ガルシア。17年にリリースした「グッチ・ギャング」が大ヒットし、一躍スターダムにのし上がった。
音楽活動以外にも自宅で銃の発砲騒ぎを起こしたり、無免許運転で逮捕されるなど話題には事欠かない。20年の大統領選ではドナルド・トランプを支持し、選挙集会にも参加。「スリーピー・ジョー(バイデンのこと)に投票しないように」と観衆に呼び掛けた。このイベントでは、トランプが彼の名を「リトル・ピンプ」と言い間違える一幕もあった。
そんなお騒がせなスターが渋谷に現れた。今回の映像はスクランブル交差点で撮影されている。
マスクもサングラスもせず、多くの人が行き交う交差点の真ん中で声を掛けられるのを待つ彼だが、予想に反して通行人は彼の存在を気にも留めずに歩き去っていく。周囲を見回してみても立ち止まる人はおろか、ひそひそ話する人も見当たらない。
想定外の展開に大物ラッパーも苦笑いを見せ、最後にはお手上げする始末。
動画を視聴したTikTokユーザーの@rroman510は「多分彼らはジャック・スパロウだと思ってるよ」とコメントし、多くのユーザーの笑いを誘った。この投稿は(24日の時点で)20万以上の「いいね」を獲得している。
なお同じ場所で撮影された別の動画には、記念撮影を求める日本のファンの姿も見られた。この映像は本人のツイッターアカウントで視聴できる。
次の来日でも同じパフォーマンスを期待していいだろうか。