最新記事

文化

【写真特集】ハロウィン around the World

欧米圏の秋の行事は、今や仮装姿を競う世界の一大イベントに

2015年10月30日(金)16時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

季節の行事 イギリス南部のカボチャ畑で精霊に扮した少女がカボチャを選んでいる Luke MacGregor-REUTERS

 ハロウィンは、もともとヨーロッパの古代ケルトの伝統で、秋の収穫を祝い、精霊や魔女から身を守る魔除けのお祭り。アメリカなどの英語圏では、仮装した子供たちが「Trick or Treat」(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!)と言いながら、近所の家々を回ってお菓子をもらう習慣がある。

 日本ではあまり馴染みのない習慣だったが、数年前から全国各地で大人も参加できる仮装イベントの開催が増えて盛り上がりを見せている。昨年10月31日には、渋谷の街に仮装した数千人が集まって身動きが取れない程の混雑となり、警備の機動隊が出動する騒ぎとなった。

 アメリカの大衆文化というイメージが強かったハロウィンが、日本をはじめ世界各国で季節のイベントとして定着したのは、ソーシャルネットワークを通じて、自分の仮装やコスプレ姿を投稿して、友人らとシェアできるようになった影響が大きいと見られている。

 今や各地のローカルカルチャーと融合した、世界のハロウィンを見てみよう。


pshallo02.jpg

昨年のハロウィンで、渋谷から山手線に乗って帰宅する「スパイダーマン」たち Yuya Shino-REUTERS


pshallo03.jpg

ニューヨークで開催されたゾンビイベントに参加して、バス停で休憩する親子連れ Shannon Stapleton-REUTERS

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏とゼレンスキー氏が「非常に生産的な」協議

ワールド

ローマ教皇の葬儀、20万人が最後の別れ トランプ氏

ビジネス

豊田織機が非上場化を検討、トヨタやグループ企業が出

ビジネス

日産、武漢工場の生産25年度中にも終了 中国事業の
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口の中」を公開した女性、命を救ったものとは?
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 6
    ロシア武器庫が爆発、巨大な火の玉が吹き上がる...ロ…
  • 7
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 8
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 9
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 10
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 1
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 2
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初期に発見される
  • 3
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 4
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 5
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 6
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負…
  • 7
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 8
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学…
  • 9
    健康寿命は延ばせる...認知症「14のリスク要因」とは…
  • 10
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中