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話題作ハリー最終章は「死ぬほど退屈」
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』はダーク過ぎて原作の魅力も映画ならではの面白みも失った
最後の対決 ハリーの魔法合戦だけは何度か見られるが©2010Warner Bros. Ent.
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「今は暗黒の時代だ。これは否定しようがない」。シリーズ最終章の前編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、こう宣言する魔法大臣のクローズアップから始まる。
今の時代に重ね合わせてほしいのだろう。しかし嵐の日に撮影したような陰鬱な映像を見ていると、そんなことには思い至らない。主人公の魔法使いハリー(ダニエル・ラドクリフ)はしかめっ面ばかり。仲間のハーマイオニー(エマ・ワトソン)やロン(ルパート・グリント)もにこりともしない。サウンドトラックは葬式にぴったりだ。...本文続く
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[2010年11月24日号掲載]