株主優待、IPO、バリュー株......株式投資の恥ずかしいミス10選
■落とし穴は「売」と「買」の間に......の巻
株デビューしたばかりのTさん。トヨタ自動車<7203>を保有していましたが、含み益が出たので売却しようと思い、インターネットで発注しました。
ところが後日確認してみると、保有している株数が倍になっていました。まさかの「売」を「買」と間違えて発注ミスしていたのです。「こんな落とし穴があったとは......」と、いまだにショックを隠せないTさんなのでした。
「自分はこんなミスは犯さない」と思う方かもしれませんが、今回お話しを聞かせてくださった方々も、きっと同じように思っていたはずです。あり得ない(はずの)自分のミスについて話すときの、みなさんの悔しそうな表情がとても印象的でした。
くれぐれも注文は慎重に。
[執筆者]
岡田禎子(おかだ・さちこ)
証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう活動中。個人投資家としては20年以上の経験があり、特に個別株投資については特別な思い入れがある。さまざまなメディアに執筆するほか、セミナー講師も務める。テレビ東京系列ドラマ「インベスターZ」の脚本協力も務める。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP) 【かぶまどアワード2021大賞・検索賞】