勢い衰えない米株上昇...過熱の兆候も市場の大勢に逆らえず
過熱の兆しも
一方で、一部の熱烈な強気派の間でも株価上昇は一服する時期に来ているとの見方が浮上している。
バンク・オブ・アメリカのマイケル・ハートネット氏は6日、S&P500の株価純資産倍率(PBR)は5.3倍で2000年3月のピークを上回っていると指摘し、25年第1・四半期に「オーバーシュート」のリスクがあると警告した。また、暗号資産(仮想通貨)ビットコインが先週、史上初めて10万ドルを突破するなど、より幅広い市場でのフロス(泡)の兆候にも言及した。
同社の来年のS&P500の目標は6666と、現在の水準より9%以上高い。
11月の米消費者信頼感指数によると、過去最高となる56.4%の消費者が今後12カ月で株価が上昇すると予想している。ヤルデニ・リサーチの創設者エド・ヤルデニ氏は、現時点では強気に傾き過ぎている可能性があるとする一方、短期的な株価下落は安値拾いのチャンスになるとの見方を示した。
RBCの米株式調査責任者ロリ・カルバジーナ氏は11月下旬に、投資家のポジションの集中と高いバリュエーションにより、S&P500が5─10%下落する恐れがあると警告した。
S&P500の予想株価収益率(PER)は現在、22.6倍と過去平均の15.77倍を上回っている。
しかし今のところ、こうした懸念が市場全体に波及している兆候はほとんど見られない。投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX)は、8月に市場が一時的に動揺した際に4年ぶりの高水準を記録した。しかし6日は12.75とほぼ5カ月ぶりの低水準となった。
経験則に基づくと、VIXは市場の落ち着きがしばらく続く可能性を示唆している。VIXが14を下回ると、中程度のボラティリティーを示す20を超えるには平均136営業日を要する。
12月は歴史的に株価が好調であることも投資家の信頼感を高めている可能性がある。
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