人気の街には、人気の店がある...地域経済を活性化させる注目の経営者が語った「店づくり」の発想法
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一方の大塚氏は、「台所ようは」の開業当時について「お店を持つことには不安がありました」と振り返る。
「物件を持つ方から声を掛けてもらってスタートしたもので、最初から店舗や設備ありきで、その中で何ができるかというところからでした。福岡は美味しいお店も多く、皆さんお気に入りのお店をもっています。そこで自分がお店を出すにあたり、どんなお店なら来てもらえるだろうということを、一生懸命に考えました」
そう話す大塚氏が福岡の大名エリアにオープンした「台所ようは」は、土地の風土・習慣・文化を伝える「場」というコンセプトと料理の美味しさが評判を呼び、地元の人々が集うだけでなく、全国から食通が足を運ぶほどの人気店となっている。
ヒットメーカーが語った末長く愛されるお店づくりの秘訣
さらに平子氏が、「インバウンドのお客さんは本当に多いですが、たとえば価格などを海外に合わせてしまうと本末転倒になってしまう。地域で末長く愛される店であるためには、やはり日本人や地域の人がどう思うかを考えることが大切だと思います」と語ったように、地元に根付いて地域の人々から愛される存在になることが成功のカギとなるようだ。
大塚氏も、「インバウンドのお客さんに特別な対応をしなければと、あれもこれも手をつけ出すと終わりが見えなくなってしまいます。不便だからこそドラマがあったり、思い出に残ることもあると思うので、あまり特別なことはしていません」と話した。
他にも、キャッシュレス化への対応や、挑戦し続けるために大切なことなど、3名が様々なテーマでスモールビジネスに対する考えや思いを語った特別セミナー。地域における中小店舗経営の様々なヒントが詰まったトークの後には、3名を交えた交流会も行われた。参加者たちにとっては、平子氏や大塚氏の成功のエッセンスに存分に触れることができる、貴重にして特別な機会となった。
「魅力があると思える町には、必ず魅力的なお店やスモールビジネスがあります。それぞれの地域で多様なスモールビジネスが生まれることは、より活力のある地域や社会の実現にもつながるはず。これからの日本社会において重要な役割を果たす、地域の多種多様なスモールビジネスを応援するために、アメックスでは今後もさまざまな取り組みをおこなっていきたいと考えています」
セミナーでそう話した津釜氏の言葉通り、これからもアメックスの後押しを受けながら地域に活力と魅力をもたらす中小店舗がますます増えていくことを期待したい。
●詳しくはこちら:
アメリカン・エキスプレス SHOP SMALL(ショップスモール)
https://www.americanexpress.com/jp/campaigns/shop-small/index.html