脱炭素経営「中小企業の9割」が未対応! 最大の課題とその乗り越え方とは?
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そもそもエネルギー消費量を減らすことは省コストにもなる。昨今のエネルギー価格高騰の影響で電気・ガス・ガソリンなどの使用料金が増加していることは、脱炭素対策に取り組む企業の間でも実感されているところで、エネルギー使用量の削減は環境面だけでなく、持続可能な企業の経営にも寄与する動きと言える。費用面を懸念する中小企業にとっても、エネルギー消費量の削減は、メリットとなるはずだ。
Kenesでは、企業にエネルギーの運用状況についてヒアリングを行ったうえで、『減らす』『創る』『置き換える』の3つのアプローチから脱炭素に貢献している。なかでも、中小企業の脱炭素対策およびエネルギー関連のコスト削減に繋がるソリューションとして、ともにAIを活用した最適制御機能を搭載している空調制御サービス「おまかSave-Air®️(おまかセーブエアー)」と節水・節湯自動管理サービス「ぴたっとOU(ぴたっとオーユー)」を提供している。
まず、建物や店舗の電力使用量の多くは空調が占めており、空調設備の省エネに取り組むことは、経費削減と脱炭素経営に直結する。
個別分散空調(ビル用マルチエアコン)を対象とする「おまかSave-Air®️」は、制御用コンピューターで空調室外機を自動制御し、快適性を維持しながら空調設備の省エネを実現するサービスだ。さらに、手持ちのパソコンやスマートフォン等のWEB画面から遠隔で制御レベルの変更や省エネ効果の確認等を簡単に行うことができる。
初期費用は不要で、サービス料金は電気料金削減額よりも少額であるため、実質費用負担なしでコスト削減が可能だ。特に年間の電気料金が1000万円を超え、空調の比率が高く稼働時間が長い施設では、電気料金およびCO2排出量の大幅な削減が期待できる。
なお、取り付け工事は、制御用コンピューターと空調室外機、電力メーター間を結ぶ簡単な配線工事などであり、既存の空調機への後付けが可能だ。また、空調室外機に接続する外部制御用アダプターは、メーカー純正品を使用するため、メーカー保証も継続できる。
「おまかSave-Air®️は工場・病院・スーパー・オフィスビル・学校・物流施設・ホテルなど、業種を問わず全国で100以上の施設で採用いただいています。今年の夏のような猛暑でも快適性が損なわれることはなく、お客さまへのアンケート調査では、サービスの満足度は96%以上でした。特に、省エネ効果の見える化画面はリアルタイムに確認可能で、社内報告にも使用できることから、非常に高い評価をいただいています」と、Kenesの担当者は語る。
「節水・節湯」で脱炭素に貢献
一方、従来の節水対策(節水コマなど)が困難とされる厨房や浴室における「節水・節湯」を実現することで脱炭素にアプローチするのが「ぴたっとOU」だ。特許取得の最適給水制御によって使用感はそのままに、水やお湯、そして給湯熱源の電気・ガス料金を削減する。厨房の前洗いシンクや食器洗浄機、特殊浴槽つき浴室のある病院や福祉施設・学校・工場・ホテルなどで効果が期待できるサービスで、すでに全国120カ所以上で採用されている。