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エネルギーマクロン「仏独はガスと電力の相互融通で協力」 数週間以内にガス輸送管を接続へ
フランスのマクロン大統領(写真)は、同国はドイツが必要な時にガスを供給し、ドイツもフランスに電力を提供する用意があると述べ、こうした相互協力はウクライナの戦争に起因するエネルギー危機に直面している欧州の団結力を示すものだと強調した。パリのエリゼ宮で同日代表撮影(2022年 ロイター)
フランスのマクロン大統領は5日、同国はドイツが必要な時にガスを供給し、ドイツもフランスに電力を提供する用意があると述べ、こうした相互協力はウクライナの戦争に起因するエネルギー危機に直面している欧州の団結力を示すものだと強調した。
マクロン氏は、ドイツのショルツ首相と電話で協議した後「ドイツはわれわれのガスが入用で、われわれはドイツを中心とした欧州地域からの電力が不可欠だ」と語った。
同氏は、ドイツが必要になった場合にフランスがガスを供給するための輸送管接続手続きは数週間中に完了すると説明。また長年にわたって電力の純輸出国だったフランスは、国内原発が技術的問題に見舞われているため、今後近隣諸国からの支援を求めなければならないと付け加えた。
欧州連合(EU)は9日にエネルギー相会合を開催する。マクロン氏はこれに先立ち、フランスは各国ごとよりも欧州全体でガスを購入する方式を支持すると表明し、EUにエネルギー価格を制御する措置を講じるよう訴えた。