「私は正しかった」──300万ドルを稼ぎ損ねても仮想通貨を手放さない理由とは?
“I’ve Lost Nearly $3m on Dogecoin”
最初の6~8カ月間は多くの人が応援してくれたが、他の仮想通貨とのコラボやプロモーションに乗り出すと状況が一変し、憎しみをぶつけられるようになった。
一方、最近のYouTube配信に多くの支援も寄せられている。何よりありがたいのは私が築き上げたオンラインコミュニティーだ。
私は正直さがモットーで、動画の最後に必ず自身のポートフォリオを開示して現状をさらけ出している。すると、過去の意地悪な発言を謝罪してくれる人や、自分の体験を語ってくれる人が現れ始めた。
ドージコインを含む仮想通貨が低迷している大きな要因は、ウクライナ戦争だと思う。住宅市場も今はバブルに沸いているが、不況が迫っている。今は全てが悪い。それが仮想通貨にも影響するはずだ。
それでも、私はまだ楽観的だ。若い世代の意識が高まってきているからだ。今は傍観している人が多いが、再び仮想通貨の相場が高騰すれば誰もが使い始めるはずだ。
個人的には、次に派手な上げ相場が来たらビットコインは10万ドルに、ドージコインは1ドルに高騰すると思う。現時点では、私にとっては全ての利益を確定させるほうが都合がいい。市場の動向を見て再投資すればいいのだから。
でも、それは卑怯だと思う。「ずっと保有し続ける」と言っておきながら、状況が厳しくなった途端に売り抜けるなんて私にはできない。
何が起きても受け入れると決めている。これは長期戦だ。船が沈んだら、私も一緒に沈むつもりだ。