上半期に最も「要約」が読まれた本は? 注目は「コミュニケーション」と「やる気」
9位 『史上最高にわかりやすい説明術』
『史上最高にわかりやすい説明術』
著者:深沢真太郎
出版社:秀和システム
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プレゼンや商談など説明力が問われるシーンは多々あります。「あなたから説明を聞きたい」と言われる説明上手になるためには?
ビジネス数学の第一人者によると、「説明」とは「理解」を提供する行為だそうです。「わかった」を生み出す方法論を一挙公開します!
10位 『1分で話せ』
『1分で話せ』
著者:伊藤羊一
出版社:SBクリエイティブ
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2018年の刊行以来、ロングセラーとして愛されつづける『1分で話せ』がまたまたランクイン! 孫社長お墨付きのプレゼン術をまとめた、非常に“使える”一冊です。プレゼンにおける「良い例」と「悪い例」が見開きで提示されており、直感的に理解できるのもうれしいポイント。
プレゼンの勝率を上げたい人はもちろん、報・連・相や説明がうまくできるようになりたい人も、まずこの本を!
良書を読んで「いつでも、どこでも働ける人」になろう
今回のランキングでは、2021年後半〜2022年に発売された新刊と、それ以前の既刊本とでほぼ半々になっています。特に、2003年に刊行され平成で一番売れた新書である『バカの壁』が5位に入っていることも特徴です。ここ数年のトレンド通り、定評あるロングセラーが再注目されています。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に最後まで振り回された2021年でしたが、迎えた2022年、この半年間で「日常」はほとんど戻ってきています。一方で、多くの企業にとっては新しい取り組みであったテレワークやリモート会議なども、その便利さから、「日常」にしっかりと組み込まれているでしょう。
そのせいか今回のランキングでも、WEBの画面上で適切なコミュニケーションをとりたい、とたくさんの人が考えていることが伺えます。また、テレワーク環境でサッとやる気を出していく方法を探している様子も垣間見えます。
「いつでも、どこでも働ける社会」がこの先も続いていくことを見越して、しっかり順応しようとしている前向きな意思を感じるラインナップでした。
flier編集部
本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。
通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。