最新記事

キャリア

新しい「習慣」を開始し、継続する「最強のモチベーション」を作り出す3ステップ

2022年4月16日(土)16時32分
flier編集部
山の上を走る女性

miljko-iStock

<ジム、趣味、勉強......。新年度に「始めてみるか!」という気になったものを三日坊主で終わらせないコツは、モチベーションの作り方にあった>

新年度、さあ新しいことを始めよう、と考える方は、元旦と同じくらい多いことと思います。

ジムに入会したし、毎日運動しよう。いままで触れてこなかった分野を勉強をしよう。新しく趣味をつくろう。

そう考えてスタートダッシュをかけても、すぐに息切れして、1カ月後にはジム用のシューズがクローゼットの中に鎮座していませんか。勉強のために買ってみた本は、ハンコ用の捺印マットと化していませんか。

ただ漠然とやり始めると、同じ轍を踏んでしまいます。

そこでまず知っておきたいのは、モチベーションの維持、時間の確保、やることの整理のノウハウです。(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

220415fl_mtv02.jpg

神モチベーション
 著者:星渉
 出版社:SBクリエイティブ
 flierで要約を読む

まずは何よりも、モチベーションをいかに持続させるかです。何事にもコツコツ努力できる人は時々いますが、大抵の人には「今日はまあいいか」となる日が必ずやってきます。「今日」がいつしか「今週」、「今月」になり、タンスの肥やし、捺印マット一直線です。

書名からして心躍る『神モチベーション』は、モチベーションを科学的に定義し、脳みそが勝手にやる気を出してくれるようになる方法を伝授します。目標は、自分の人生を思い通りにする「ギャップモチベーション」を獲得すること。「やるぞ!」とわざわざ奮い立たせようとしなくても、自然に取り組めるようになります。そんなこと誰でもできるわけないでしょ、と思った人ほど、この本をぜひ読んで、実行してみてください。

220415fl_mtv03.jpg

自分の時間
 著者:アーノルド・ベネット
 翻訳・解説:渡部昇一
 出版社:三笠書房
 flierで要約を読む

次に考えるべきは、自分のために時間をどれだけ確保できるか。早寝早起きして朝の時間を有効に活用したい、と思っても、それまで習慣のなかった人にはなかなかの難題です。ついつい夜遅くまで、ゲームをしたり動画を観たりしてしまうのも人間です。

『自分の時間』はいまから100年ほど前に、イギリスの文学者が書いた「時間の編み出し方指南本」です。そんな昔の、しかも異国の人が提案するノウハウなんて役に立つの?と思われるかもしれませんが、これが不思議と現代人にもマッチします。しかも、『神モチベーション』によるモチベーションアップ法と極めて親和性が高い内容です。これであなたも、ドキドキワクワクする「7時間半」を毎週生み出すことができるでしょう。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米国務長官、4月2─4日にブリュッセル訪問 NAT

ワールド

トランプ氏「フーシ派攻撃継続」、航行の脅威でなくな

ワールド

日中韓、米関税への共同対応で合意 中国国営メディア

ワールド

米を不公平に扱った国、関税を予期すべき=ホワイトハ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 2
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者が警鐘【最新研究】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 6
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 7
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 8
    メーガン妃のパスタ料理が賛否両論...「イタリアのお…
  • 9
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中