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ZARA、スペイン全店で紙袋有料化 各国でも採用するか検討

2021年10月18日(月)15時08分
「ZARA」チリのビニャ・デル・マール店

「ザラ」などのブランドを展開するスペインのアパレル大手インディテックスは15日、国内の全店舗で来週から紙袋を0.1ユーロ(0.12ドル)の有料にすると発表した。写真はチリのビニャ・デル・マールで2019年7月撮影(2021年 ロイター/Rodrigo Garrido)

「ザラ」などのブランドを展開するスペインのアパレル大手インディテックスは15日、国内の全店舗で来週から紙袋を0.1ユーロ(0.12ドル)の有料にすると発表した。ザラ、マッシモ・ドゥッティを含む全ブランドの店舗が対象。

サステナビリティーと包装素材の再利用推進の一環で、他の市場でも有料化するか今後検討していくという。

国内には1400以上の店舗があり、全体の売り上げの14%を占めている。

同社は先に、事業運営全体でプラスチックを全廃すると表明。昨年には店舗とオンライン注文における袋の素材をプラスチックから再生紙または再生可能な紙に切り替えた。

広報担当者は「新たな一歩だ。顧客に買物袋の再利用を促していきたい」と述べた。

今回の有料化を最初に伝えたスペインのエクスパンシオン紙によると、同社はドイツで自主ベースの紙袋有料化を実施している。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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