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加熱式たばこ三国志に、JTが投入するグローバルモデル「Ploom X」

2021年8月6日(金)17時55分
高野智宏

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インスタレーション作品のうち、奥の空間で展開されるのが、3方向を囲む大型映像とサラウンド音響に包まれる「Primitive Sense」。事前に選択したデバイスのカラーにより映像はインタラクティブに変化。当日の外部環境や時間によっても変化し、そのパターンは5040通りにも及ぶという

新しいデザイン、新しい加熱技術と、まさに先進の加熱式たばこデバイスだが、その世界観をアートで表現した体験型エキシビジョン「X_VISION inspired by Ploom X」が現在、東京・渋谷で開催されている(11月14日まで)。

アート制作を担当したのは、国内外から注目を集めてきたアート集団、ライゾマティクスより派生した「フロウプラトウ」。

会場に入り、1階の案内された先で「Ploom X」を体験しながら、フロウプラトウが手掛けた先進のメディアアートを鑑賞できるという趣向だ。自然界のアルゴリズムからアートを生成する「ジェネラティブアート」と呼ばれる手法によるインスタレーション作品を、五感で体感できる空間となっている。

2階には、上質なライフスタイル空間の中で「Ploom X」を体験できるショップエリアを開設。ラウンジスペースのほか、専任スタッフから詳しい商品説明を受けられるカウンタースペースも併設している(ここでは8月17日からの一般発売に先駆け、デバイスが先行販売されている)。

世界的に名高いライゾマティクスの遺伝子をもって表現された、JTの次世代グローバルモデル「Ploom X」の世界観。日本の加熱式たばこという戦場で、これからその名を多く聞くことになりそうだ。

●エキシビジョン情報
「X_VISION inspired by Ploom X」
開催期間:2021年8月3日~11月14日
開催場所:東京都渋谷区宇田川町23-10 VIVEL渋谷1F・2F
営業時間:11時~20時
利用料金:無料(デバイス等の購入費は除く)

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