最新記事

BOOKS

書籍要約サービスflierで最も読まれたビジネス書ランキング(21年上半期)

2021年6月16日(水)19時06分
flier編集部
積まれた本(イメージ)

jovan_epn-iStock

<書籍の要約サービス「flier」が、ユーザー閲覧数から導き出した2021年上半期ビジネス書人気ランキングTOP10を発表した>

flierでは新刊も多く紹介されているが、1位に輝いたのはロングセラーの『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』(塚本亮著、明日香出版社)。同書を筆頭に、トップ3は発売から3~4年経つ本が独占する結果となった。

ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は、2020年12月1日~2021年5月31日。

210616fl_rank01.jpg

【フライヤー編集部のコメント】
2021年上半期、flier(フライヤー)で最も読まれたのは『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』でした!

今年の上半期ランキングでは、ロングセラーが上位を占める結果となりました。トップ3は2017~18年刊行の書籍で、トレンドをキャッチできる新刊に限らず、既刊のロングセラーも多くの読者に届いていることがわかります。flierでは引き続き、既刊本の新たな読者層の開拓にも力を入れていきます。

ベスト10のラインナップを見てみると、そこに求められているのは「習慣のアップデート」ではないかと思います。コロナ禍において、仕事でもプライベートでもニューノーマルが常態化してきて、それに対応するためにこれまでの自分とは違うスタイルを確立したいと考えている方が増えているのかもしれません。

第1位『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』は、ダメな自分を責める前に「やれる人」は一体どのようなルールで動いているのかを知るところからスタートできる本です。

できない自分を、できる人の習慣で上書きアップデートしてしまいましょう。何事も最初の一歩を踏み出すのには力がいりますが、自然と動けるようになるうえに、モチベーションを高めていける方法を伝授してくれます。

第2位の『人生を変えるモーニングメソッド』は、毎日やってくる朝の過ごし方をアップデートするのにぴったり。朝のちょっとした時間の過ごし方を工夫するだけで、人生自体を好転させていこうというものです。

長く付き合ってきた自分の癖を変えるのはなかなか大変ですが、本書では新しい習慣の身に付け方まで指南してくれています。その「かゆいところに手が届く」点が、より共感をよんでいるのかもしれません。

第3位『学びを結果に変える アウトプット大全』は、2019年にはフライヤー年間ランキング1位、2020年も5位にランクインしているベストセラーです。

アウトプットによる自己成長を促す本書は、情報過多の現代でいかにアウトプット力をつけることが大切か教えてくれます。成長へのキーとなる「言葉の習慣」をアップデートし、情報に負けない自分をつくっていきましょう。

そのほかにも、2021年のビジネス書グランプリで総合2位、ビジネス実務部門の部門賞を獲得した『本当の自由を手に入れる お金の大学』など、話題書も多数入っています。

ランクインした本の詳しい説明はこちらから

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

ロシアがICBM発射、ウクライナ発表 初の実戦使用

ワールド

国際刑事裁判所、イスラエル首相らに逮捕状 戦争犯罪

ワールド

イスラエル軍、ガザ北部の民家空爆 犠牲者多数

ビジネス

米国は以前よりインフレに脆弱=リッチモンド連銀総裁
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱が抜け落ちたサービスの行く末は?
  • 2
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 3
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 4
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 5
    「ワークライフバランス不要論」で炎上...若手起業家…
  • 6
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 7
    習近平を側近がカメラから守った瞬間──英スターマー…
  • 8
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 9
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 10
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 4
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 5
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 6
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
  • 7
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 8
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 9
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 10
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶり…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 10
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中