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感染症対策ツイッターCEO、新型コロナウイルス理由にアフリカ滞在計画見直しへ
米ツイッターのドーシー最高経営責任者(CEO)は5日、2020年半ばに3─6カ月程度アフリカに滞在するとしていた計画について、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に見直す考えを示した。写真は2019年6月撮影。(2020年 ロイター/Toby Melville)
米ツイッターのドーシー最高経営責任者(CEO)は5日、2020年半ばに3─6カ月程度アフリカに滞在するとしていた計画について、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に見直す考えを示した。サンフランシスコで開かれたモルガン・スタンレー投資家会議で述べた。
ドーシーCEOは「特に新型ウイルスに関して世界で起きていることを踏まえ、それが私自身とわれわれの会社に対して何を意味するのかを考える必要が生じた」などと述べた。
ドーシーCEOは昨年11月、アフリカ滞在計画をツイッターに投稿していた。
アフリカ滞在計画については、ツイッターと、モバイル決済のスクエアの経営への影響を懸念する声が上がっていた。ドーシー氏はスクエアのCEOも兼任している。両社ともサンフランシスコが本社。
CEOは5日、アフリカ滞在を望む理由を明確にしていなかったのは誤りだったとした上で、アフリカの人口増や、タイムゾーンをまたいで業務を行うという「分散型モデル」の利点を考慮して、アフリカ滞在が望ましいと考えたと説明した。
CEOは「私が意図していたのは、ただ単にアフリカに移ってのんびりすることではない。私がサンフランシスコで行っていることすべてを、別の大陸で行うつもりだった」と述べた。
ドーシー氏を巡っては、アクティビスト(物言う株主)の米ヘッジファンド、エリオット・マネジメントがツイッターCEOからの退任を要求し、株式を買い集めるなど圧力をかけている。
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