清華大学のフオ・ホン環境科学教授は、発電所のクリーン化が進めば、電気自動車は大気汚染の改善に貢献できるようになる、と指摘するが、同時に、その目標の「達成は非常に困難」との見方を示している。
清華大の研究は、発電所の改革が加速しないかぎり、中国の多くの都市において少なくとも10年間は大気汚染改善に貢献しない電気自動車を、政府が積極的に推進することの正当性に疑問を投げかけている。
(Jake Spring記者 翻訳:吉川彩 編集:吉瀬邦彦)
[北京 27日 ロイター]
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