次世代「ハリルジャパン」を育てる、中学生サッカーキャンプの熱い2日間
キリングループが提示するサッカー応援の新しいスタイルとは
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先月東京で開催された「KIRINキャンプ」で中学生選手を指導するサッカー日本代表のハリルホジッチ監督
次第に冬めいてきた先月末、東京・巣鴨のサッカーグラウンドに選手たちの声が響き渡っていた。指導にあたったのはサッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督。しかし選手たちの面々には、本田も、香川も、宇佐美もいない。ピッチを走り回るのは、全国の中学生から選抜された「将来の日本代表候補生」たちだ。
キリングループは今年4月から、「日本代表オフィシャルスポンサー」の呼称を「日本代表オフィシャルパートナー」に変更した。「サッカーを通じて人を応援する」のメッセージを掲げ、今後も「SAMURAI BLUE」をはじめ「なでしこジャパン」や各世代代表を含めたすべてのカテゴリーの日本代表を応援するとともに、ファン・サポーターをはじめサッカーに関わるあらゆる人々を応援していくという想いが込められているという。
先月開催された「KIRINキャンプ」はそのキリングループの新しい試みで、サッカー日本代表の現役監督とコーチ陣が、一般応募の男子中学生に2日間の合宿指導を行うというもの。キリングループはこの春、「サッカー日本代表を強くするには何が必要か」というテーマでサポーターからアイデアを募集し、そのアイデアを元に実現したのが今回のキャンプだ。キャンプへの参加には日本全国から約1300人の中学生の応募が殺到したが、「日本代表になりたいという熱意」など応募項目を精査して30人の選手を選抜した。
「中学生というとちょうど難しい年頃でもありますし、ハリルホジッチ監督を前にして最初はみんな緊張している様子でした。しかしいざトレーニングが始まると、子どもたちはお互いの名前を呼び合い、楽しそうにトレーニングに取り組んでいました」。そうキャンプの様子を振り返るのは、KIRINブランド戦略部の担当者、小笠原順子氏だ。初めての試みに不安も少なくなかったというが、予想を越える多くの共感の声があり、喜びと安堵を感じている様子だった。
「KIRINキャンプ」は実際のサッカー日本代表の合宿をモデルにして、トレーニングメニューだけでなく、サッカーに向き合う姿勢・考え方にまで細かい指導が入る。学業の大切さや食事のマナー、あるいは洗濯物の出し方まで丁寧に説いていくのは、まさに規律を重んじるハリルホジッチ流。子どもたちはサッカーの技術や戦術だけでなく、人間的にも刺激を受けていた。その様子に、子どもたちを見守るサッカー関係者や保護者たちも感激しきりだったという。
「親御さんから『子供が成長して逞しく見える』という感想をいただいたのが嬉しかったですね。『キャンプ中の出来事や、出会えた仲間のこと等の話が聞けて、お子さんとの会話も増えて楽しい』という声もありました」(小笠原氏)。