ハッカーは遠隔操作で車を暴走させられる
フォーチュン誌によると、昨年世界中で販売された電気自動車はおよそ30万台にのぼる。
一方、BBCは22日、英大手セキュリティ会社がノートパソコンと簡単に入手できる機器を使って、車のインフォテインメント・システムに侵入できることを実証したと伝えた。カーナビやネット接続、マルチメディア再生などを制御するインフォティンメント・システムに侵入すれば、そこからさらにハンドルやブレーキを遠隔操作することも可能だ。
ドライバーなしで走行する自動運転車が登場するなど、車のハイテク化は急速に進んでいる。それに伴って、自動車メーカーはセキュリティ対策も進化させなければ、顧客をサイバー攻撃から守れないと、バイロンは警告する。「車に対するサイバー攻撃はもうSFの話ではない」