遂に来た、アップルタブレットの衝撃度
■音楽 次世代のiTunesではユーザーがそれぞれの楽曲ライブラリーをクラウド上に保存できるようになると、シリコンバレーの人気ブログ「テククランチ」は書いている。アップルが12月に買収した音楽ストリーミングサービス、ララ・メディアの技術を利用するという。
もしもタブレットが3Gでネットに常時接続できるとしたら、ユーザーは音楽ライブラリーをいつでもどこへでも持ち運べるというわけだ。従来型のiPodのように、ケーブルでパソコンにつないで取り込む必要はない。
音楽をストリーミングで聴くことができるサービスを展開するスポッティファイやパンドラ、Last.fmと同様、タブレットは音楽の楽しみ方を根本から変えることになるだろう。レコードプレーヤーからラジオへと音楽の視聴スタイルが変わった時と同じくらい、画期的な進化になりそうだ。
■ゲーム アップルが驚いたのはiPhoneとiPodタッチでのゲーム人気の高さだ。すぐにそこの目をつけ、昨秋からiPodタッチをゲーム機として売り込み始めたくらいだ。iPod用のゲームには数独やパズルなど単純なものから、有名なゲームの廉価版まで多々そろっている。今ではiTunesストアの売り上げトップ10のうち、7つをゲームが占めている。
わずか8センチの画面でもこれほどたくさんのゲームが作られるとすれば、より大きなスクリーンでより高い処理能力を持ったタブレットなら、より高品質なゲームが登場するに違いない。
調査会社フラリー・アナリティックスは24日、タブレットと特徴のよく似た機器が50台ほどアップル本社でテストされていることを確認したと報告した。謎に包まれたアップルのタブレットがダウンロードしたアプリケーションとは? ほとんどがゲームだったらしい。