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43歳でスーパーボウルを制したブレイディに学ぶリーダーシップ
4. 死後の評価を考えて、リスクを恐れずに行動する。もしブレイディがペイトリオッツに残留して7度目のスーパーボウル優勝を果たしたとしても、引退後の評価は大きく変わらなかっただろう。しかし、弱小チームだったバッカニアーズが優勝し、しかも古巣のペイトリオッツがポストシーズンに進出すらできなかったことで、ペイトリオッツ時代の栄光がヘッドコーチのビル・ベリチックの功績というより、ブレイディの功績だという印象が強まった。
移籍にはリスクもあった。もし、バッカニアーズが好成績を上げられず、ペイトリオッツが優勝していれば、後世の人々はベリチックこそ史上最高のフットボーラーだと考えたかもしれない。
しかし、今年のスーパーボウルで7度目の優勝を手にしたのはブレイディだった。500年後に、史上最高のフットボール選手として真っ先に名前が挙がるのは、間違いなくブレイディのほうだ。
<2021年2月23日号掲載>
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