コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本政府はアジア系へのヘイトの連鎖を断ち切る外交を

<同盟国だから遠慮するとか、バイデンは悪くないなどの理由で下手に出るのは得策ではない> アメリカではアジア系をターゲットにしたヘイトクライム

2021.03.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アトランタ銃撃事件が、アジア系へのヘイトクライムを誘発する?

<犯行動機は人種ヘイトでないとしても、この時期にアジア系女性が殺害される事件が起きたことで米社会には衝撃が走っている> 今週16日、ジョージ

2021.03.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

育児休業で住宅ローン審査が不利になるのは深刻な問題

<理解を示す銀行もあるようだが、少子化対策が急務である社会に逆行する動きとしか言いようがない> 銀行で住宅ローンを申し込む際に、育児休業を取

2021.03.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

3.11から10年、迷走する日本のエネルギー政策

<脱炭素への転換を迫られるなか、日本に残された選択肢は限られている> 2011年3月11日の東日本大震災から10年の歳月が流れました。震災と

2021.03.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

公判開始前から難航しているジョージ・フロイド氏殺害裁判

<BLMの世論に押されて「殺人」での起訴となった事件だが、ミネソタ州の上級審が初級審に「傷害致死」の審理の追加を勧告> 2020年5月25日

2021.03.09
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アメリカの経験から学ぶ、ワクチン接種促進に必要な配慮

<開始以来、混乱が続いていたアメリカのワクチン接種は、3月に入って状況に改善の兆しが見られている> アメリカでは、新型コロナウイルスの予防ワ

2021.03.04
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日本のブラック組織は倫理的に悪いだけでなく、絶望的に非効率

<途上国型の仕事の進め方をしておきながら、文書記録としては先進国並みのコンプライアンスを求められると、事務方には絶望的な負荷がかかる> 今回

2021.03.02
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日本の電波行政を歪めている真犯人はだれか?

<ネットで占有率の高い動画サイトやストリーミング・サービスはいずれも外資で、売り上げに対する課税も十分にできていない> 今回の総務省幹部への

2021.02.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「ケネディの匂い」がしないバイデン大統領

<国難にあたって沈思黙考するリーダー像は、今や過去のものになっているのかもしれない> 先日、あるウェビナーの席で興味深い質問を受けました。「

2021.02.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

五輪開催か中止か、そのコストをどうするのか......重大問題の議論が見えない組織委員会の会長人事

<開催するにしても中止するにしても、そのコスト管理には高いマネジメント力と説明スキルが求められる> 東京オリンピック・パラリンピック組織委員

2021.02.19
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特集:ウクライナが停戦する日
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2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

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