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「イスラム教徒の入国禁止」を提案、どこまでも調子に乗るトランプ
トランプ発言の直後から、その現場となった「サウスカロライナ州の共和党委員長」、そして早期に党員集会や予備選のある「アイオワ州の共和党委員長」、「ニューハンプシャー州の共和党委員長」がそれぞれ「発言を支持しない」と言明しています。
また、軍事タカ派で知られるリンゼー・グラハム上院議員(共和)はCNNのダナ・バッシュ記者に対して「アメリカ的な価値観の全否定であり、前線で戦っている米兵に対しては何のために戦うかという部分を否定された、いわば死刑宣告」という非常に厳しいコメントをしたそうです。
CNNは、共和党内で「このままではトランプによって共和党のブランドが傷つけられる」という声が高くなっていると報じています。この発言がさらに「トランプ旋風」を勢いづかせるのか、それとも「これは一線を越えた」という暗黙の合意が社会にできて、「旋風」にストップがかかるのか、非常に注目されるところです。
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