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共和党予備選はトランプ「失速」で振り出しに戻る大混戦
要するに、共和党は7月以来の「トランプ&カーソン旋風」が一段落して、もう一度「候補乱立の大混戦」に逆戻りしつつあると言えます。それはそれで、党勢の拡大にはつながるわけで、大いに選挙を盛り上げていこうということなのでしょう。ちなみに、今回の討論の視聴者数も前回同様に2000万世帯を超え、CNNの歴史上最高の視聴数だったそうです。
一方の民主党は、ヒラリー・クリントン候補の電子メールスキャンダルの「沈静化」を待って(という計算だと思われますが)、10月13日に「ようやく」第1回のテレビ討論を開きます。共和党としては「敵がモタモタしている」分だけ、「大混戦」をやる余裕があるというわけです。
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