プレスリリース

日本橋・京橋で5,000年のアート体験 「東京 アート アンティーク2025」が4/24にいよいよ開催 古代から最先端の現代アートまで、時空を超えたアート巡り

2025年04月15日(火)14時00分
東京 アート アンティーク 実行委員会は、第15回となる「東京 アート アンティーク2025 ~日本橋・京橋美術まつり~」が、いよいよ来週2025年4月24日(木)~4月26日(土)に開催されることをお知らせします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_1.jpg
京橋2丁目にある東洋古美術の老舗「繭山龍泉堂」の展覧会の様子

東京都中央区の日本橋・京橋エリアは、戦後から古美術、工芸、日本画、近代絵画など約150の専門店が集積する、世界でも稀有な美術街です。昭和の文豪や芸術家、政治家などが集う芸術文化の中心地として、長い歴史を誇ります。「東京 アート アンティーク」は、この地の歴史と文化を背景に、1998年に「日本橋・京橋美術骨董まつり」として始まり、2010年に名称を改めて以来、毎年ゴールデンウィーク前に開催されています。

本イベントは、長きにわたり培われてきたこの地域の美術文化を次世代へ継承することを目的とし、今年は参加型の学習プログラムを拡充し、次世代のコレクターおよび美術愛好家の育成に注力いたします。美術に関する深い知識と愛情を持ったオーナーや作家との交流を通じて、その魅力を現代から未来へと繋いでいくことを目指します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_2.jpg
現代作家を扱う京橋2丁目「ギャラリー麟」前。参加店は赤いフラッグが目印。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_3.jpg
各店舗には、イベントや展覧会情報が詰まったパンフレットと、付録のマップを持ち帰ることができる。

「東京 アート アンティーク2025」では、美術の魅力をより多くの方に感じていただけるよう、多彩なプログラムをご用意しております。

まず、次世代の育成に力を入れ、特に若い世代の方々に質の高い美術作品との出会いを提供することで、美術への理解と関心を深めていただくことを目指しています。

また、アート初心者の方にもお楽しみいただけるよう、チャリティオークション、トークセッション、ギャラリーツアーなど、参加型のプログラムを充実させました。これらの体験を通じて、美術作品は敷居の高いものではないこと、購入しやすい価格帯の作品も多いこと、美術館で見ることと購入して家で愛でることには大きな違いがあることを体感していただきたいと考えています。

参加ギャラリーは、委員会が定める基準を満たしたコマーシャルギャラリー86店と1団体。紀元前3,000年から現代まで、約5,000年もの幅をもつ美術品を見て回ることができ、博物館級の古代の古美術品から最先端の現代アートまで、さまざまなジャンルの美術品をご堪能いただけます。各ギャラリーが趣向を凝らした展覧会テーマを設定することで、初めての方にも安心してご来場いただけるよう、老舗ギャラリーへの敷居を低くする取り組みも行っています。

さらに、アートを生活空間に取り入れるためのヒントもご提案します。花人の横川志歩氏がギャラリーの花器を使って季節の花で「なげいれ」を5店舗で披露、空間コーディネーター佐藤由美子氏がギャラリーの作品を使って空間のコーディネートコーナーを3店舗で披露するなど、自宅で取り入れる工夫をご覧いただけます。

チャリティオークションでは、近代絵画、版画、古写経、中国古美術など、多彩な作品が出品されます。6ギャラリーが参加し、売上の一部は各ギャラリーが選定した慈善団体へ寄付いたします。過去4回の寄付金額は以下の通りです。(寄付先は店舗により異なります。)

2018年:167,300円(9店舗参加)
2019年:155,000円(12店舗参加)
2023年:94,383円(6店舗参加)
2024年:97,145円(5店舗参加)

そして、日本橋・京橋エリアの「芸術と文化の街」としてのブランドイメージを確立し、若年層の流入促進、文化振興、地域経済の活性化を目指します。地元企業との連携を強化し、イベントの認知度向上と地域全体の発展に貢献してまいります。


【東京アートアンティーク開催概要】
名称 : 東京 アート アンティーク2025
~日本橋・京橋美術まつり~
開催日程 : 2025年4月24日(木)~26日(土) 各店舗の営業時間に準ずる
エリア : 東京都中央区 京橋・日本橋を中心とした地域
美術店・画廊 : 86軒+1団体
主催・運営 : 東京 アート アンティーク 実行委員会
公式ウェブサイト: https://www.tokyoartantiques.com/
後援 : 中央区
協賛 : 一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント
京橋エドグラン管理組合、株式会社コーセー、
東京建物株式会社、戸田建設株式会社、
株式会社目の眼、84.0 Radio City 中央エフエム


【注目プログラム】
ARTISTS TALK -美術・工芸の継承と発展-
美術・工芸の未来を担うアーティストによるトークセッション。
詳細: https://www.tokyoartantiques.com/event/artists-talk-inheritance-and-development-of-arts-and-crafts/

開催日程 : 2025年4月25日(金) 19:00 ~20:30(受付:18:45より)
会場 : TODA HALL & CONFERENCE TOKYO
(東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 4階)
定員 : 80名
参加費 : 無料(事前申込制)
お申し込み方法: PEATIXサイトからチケットをお申し込みください。
https://artist-talk.peatix.com


【参考資料】
2025年度パンフレット: http://www.tokyoartantiques.com/downloads/
展覧会・イベント一覧: https://www.tokyoartantiques.com/event/exhibitions/

【パンフレット配布場所】
各ギャラリー、京橋・日本橋の観光案内所、近隣ホテルや美術館など

【インタビュー記事】
アートライターNaomiによる8店の新規参加ギャラリーと横川志歩さん、佐藤由美子さんへのインタビューを続々と追加中
https://www.tokyoartantiques.com/interviews/

【主な出品作品】
国内外の著名作家の作品や貴重な美術品が各ギャラリーで展示されます。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_4.jpg
大藝術家 北大路魯山人展(魯卿あん(しぶや黒田陶苑 京橋店))
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_5.jpg
コレクション展(翠波画廊:ルノワール「婦人像」1904年頃)
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_6.jpg
掌中緑陰 ― 高麗青磁小品展 ― (壺中居)
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_7.jpg
森山大道 / セイヤー・ゴメス(タカ・イシイギャラリー 京橋) (C)Sayre Gomez. Courtesy of Taka Ishii Gallery / Photo: Jeff Mclane
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_8.jpg
リチャード・タトル 「San, Shi, Go」(小山登美夫ギャラリー京橋)(C)Richard Tuttle
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_9.jpg
川瀬忍展(中長小西) 写真:野村知也
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_10.jpg
親美・喜兵衛・行雄 受け継がれる料紙の美(五月堂)
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/433141/LL_img_433141_11.jpg
中国古代の美術(去来)


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プレスリリース提供元:@Press
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