プレスリリース

<X・Y・Z世代1,000名に聞いた!たんぱく質と豆乳に関する実態調査>全世代ともに積極的に摂りたい・摂るべき栄養素1位「たんぱく質」 一方、9割はたんぱく質の動植物バランスを意識せず、Z世代は動物性に偏りがちな傾向に

2025年03月31日(月)11時00分
健康志向が幅広い世代に定着しつつある昨今、特にたんぱく質の摂取意欲が高い反面、植物性たんぱく質の摂取量は減少傾向にあります(厚生労働省調べ)。*1 健康を意識する上で、栄養バランスの取れた食事が掲げられますが、たんぱく質も動物性と植物性どちらかに偏るのではなく動植物バランスが重要です。
そこで「リセッ豆乳プロジェクト」では、たんぱく質およびそのバランスへの意識と植物性たんぱく質の代表格とも言える"豆乳"の飲用に関する意識を浮き彫りにする「たんぱく質と豆乳に関する実態調査」を、15歳~64歳の男女1,000名を対象に実施しました。その結果、約9割はバランスまでは意識せず、特にZ世代は動物性たんぱく質に偏りがちな実態が浮き彫りになりました。一方、植物性たんぱく質に限っては摂り入れやすさの観点から大豆製品が上位を占めています。また、豆乳の飲用機会も増えていることがうかがえ、特に豆乳に関心を持ったZ世代の飲用きっかけ1位が「人に薦められて」と周りからの口コミなども影響していることが伺えます。幅広い世代で豆乳は飲用されており、2024年の豆乳市場は拡大基調となっています。
*2
調査結果を受けて、内科医の石原新菜先生より動植物性たんぱく質のバランスをととのえる重要性と、植物性たんぱく質の代表格とも言える豆乳を摂り入れるメリットについてもコメントをいただきました。
*1 出典:「国民健康・栄養調査」厚生労働省
*2 出典:日本豆乳協会 https://www.tounyu.jp/news_release/811


■調査サマリー
1. 「栄養バランスをとるうえで、摂りたい・摂るべきと思う栄養素」、全世代で「たんぱく質」が1位に
一方で、約6割(61.3%)は「必要なたんぱく質を満たせていない」と自覚

2. 積極的に摂っているたんぱく質食品、全世代で「赤身肉」が1位に
特に、Z世代は上位3つが動物性たんぱく質のみで動植物のバランスが崩れている可能性も

3. 約9割(87.8%)は、「植物性たんぱく質と動物性たんぱく質のバランスを意識していない」と回答
その理由TOPは「どのようにバランスをとれば良いか分からない」

4. 植物性たんぱく質を毎日手軽に摂取できそうな食品ランキング
1位「豆腐」 2位「納豆」 3位「豆乳」と大豆製品が上位にランクイン

5. 豆乳を摂り入れる理由1位 Z世代「味が美味しいから」、Y世代・X世代共に「健康効果があるから」
飲用きっかけは、Z世代「人に薦められて」 Y世代「健康・美容・ダイエット」 X世代「牛乳の代わり」


■調査概要
調査名 :たんぱく質と豆乳に関する実態調査
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2025年2月20日(木)~2月23日(日)
調査対象者:全国の15歳~64歳の男女1,000名
調査主体 :日本テトラパック株式会社 リセッ豆乳プロジェクト


■動物性・植物性たんぱく質の理想的なバランスは1:1
たんぱく質は肌や筋肉など体のあらゆる組織をつくる重要な栄養素の1つで、人間は体内で生成できないため食事から摂取する必要があります。たんぱく質には、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の2種類があります。植物性たんぱく質食品には食物繊維が含まれている食品が多く、動物性たんぱく質は植物性たんぱく質より必須アミノ酸の含有量が多いことから、1:1のバランスが理想的です。しかし、日本人の1人当たりのたんぱく質の摂取量は近年減少傾向にあり、その背景には、動物性たんぱく質の摂取量が横ばいの中、植物性たんぱく質の摂取量が減少している事実があります。


■Z世代、Y世代、X世代の年齢の定義
Z世代、Y世代、X世代の年齢は、本調査においては以下のように定義しております。
・Z世代:1995年~2010年生まれの回答者(15歳~30歳)
・Y世代:1981年~1994年生まれの回答者(31歳~44歳)
・X世代:1960年~1980年生まれの回答者(45歳~65歳)


■調査結果
1. 「栄養バランスをとるうえで、摂りたい・摂るべきと思う栄養素」、全世代で「たんぱく質」が1位に
一方で、約6割(61.3%)は「必要なたんぱく質を満たせていない」と自覚

栄養バランスをとる上で、摂りたい・摂るべきと思う栄養素について聞いたところ、「たんぱく質」が全世代の1位(54.7%)となりました。一方で、約6割(61.3%)は「必要なたんぱく質を満たせていない」と回答していることから、たんぱく質の摂取意欲は高くても十分に摂れていないという実態がみえてきました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_1.jpg
図1_栄養のバランスをとるうえで、摂りたい・摂るべきと思う代表的な栄養素
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_2.jpg
図2_日頃の食生活において、必要なたんぱく質量を満たしているか

2. 積極的に摂っているたんぱく質食品、全世代で「赤身肉」が1位に
特に、Z世代は上位3つが動物性たんぱく質のみで動植物のバランスが崩れている可能性も

続いて、普段の食事で積極的に摂っているたんぱく質食品を聞いたところ、「赤身肉」(43%)が全世代で1位となり、各世代別でも「赤身肉」が1位という結果でした。特にZ世代に関しては、上位3位まですべて動物性たんぱく質が占め、バランスが崩れてしまっている可能性がうかがえます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_3.jpg
図3_食生活の中で、積極的にとっているたんぱく質食品・製品

3. 約9割(87.8%)は、「植物性たんぱく質と動物性たんぱく質のバランスを意識していない」と回答
その理由TOPは「どのようにバランスをとれば良いか分からない」

続いて、そもそもたんぱく質において、植物性と動物性のバランスを意識しているか聞いたところ、約9割は意識していないことが分かりました。また、意識していない理由の大半は「どのようにバランスをとれば良いか分からない」と、動物性と植物性たんぱく質のバランスの摂り方を知らない実態が浮き彫りになりました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_4.jpg
図4_植物性たんぱく質と動物性たんぱく質のバランスの意識
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_5.jpg
図5_植物性たんぱく質と動物性たんぱく質のバランスを意識していない理由

4. 植物性たんぱく質を毎日手軽に摂取できそうな食品ランキング
1位「豆腐」 2位「納豆」 3位「豆乳」と大豆製品が上位にランクイン

植物性たんぱく質の中で毎日手軽に摂取できそうな食品を聞いてみたところ、全世代ともに1位~3位まで大豆製品が上位を占める結果となりました。植物性たんぱく質=大豆製品という想起が高い背景には、日本食で馴染み深い食品であることも影響しているのかもしれません。

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_6.jpg
図6_植物性たんぱく質を毎日手軽に摂取できそうな食品

5. 豆乳を摂り入れる理由1位 Z世代「味が美味しいから」、Y世代・X世代共に「健康効果があるから」
飲用きっかけは、Z世代「人に薦められて」 Y世代「健康・美容・ダイエット」 X世代「牛乳の代わり」

毎日手軽に摂取できそうな植物性たんぱく質食品ランキング3位の『豆乳』ですが、日常的に豆乳を摂り入れている人に対してその理由を聞いてみたところ、Z世代は「味が美味しいから」Y・X世代は「健康効果があるから」が上位にランクインしました。昔から飲んでいる人は味よりも健康を求め、若年層は味が美味しいという理由で摂っているということからも、ひと昔と比べて、各豆乳メーカーの技術革新により味も進化していることがうかがえます。
さらに、摂り入れるきっかけについて、Z世代の多くは「人に薦められて」と回答しており、周囲からの口コミも大いに影響していることが分かりました。

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_7.jpg
図7_豆乳を飲む・食べる・料理で使う理由
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_8.jpg
図8_豆乳を飲むようになったきっかけ

■石原新菜先生プロフィール
石原新菜 先生 イシハラクリニック副院長
2006年帝京大学医学部卒業。同大学病院で2年間の研修医を経て、現在は父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。主な著書「おいしくて体に効くお酢レシピ(扶桑社)」他多数。

画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/431039/LL_img_431039_9.jpg
石原新菜先生

●動植物の理想的なたんぱく質バランスは1:1
新生活をサポート!植物性たんぱく質を習慣的に摂り入れるには"豆乳"がおすすめ
全世代の「栄養バランスをとるうえで、摂りたい・摂るべきと思う栄養素」1位が「たんぱく質」という結果から、幅広い世代から代謝UPを促しダイエット・美容効果への期待、筋力維持という観点でニーズが高いことが伺えます。一方で、動物性と植物性たんぱく質のバランスについてはまだまだ意識がされていないようです。健康を意識する上で、全体の栄養バランスはもちろん、たんぱく質も動物性と植物性どちらかに偏るのではなくバランスが大切です。
今回、バランスを意識していない方の大半が「どのようにバランスをとれば良いか分からない」と回答しました。また、今回の調査から特にZ世代は赤身肉など動物性たんぱく質に寄っている印象を受けました。そこで、植物性たんぱく質を補いたいときにおすすめなのが「豆乳」です。植物性たんぱく質=豆腐・納豆・豆乳などの大豆製品の想起率が高いですが、続けやすさや手軽さという観点では、「豆乳」がダントツです。スーパーやコンビニで手軽に入手でき、液体のためそのまま飲める他、調理で活用できるなど汎用性が高い点もおすすめする理由です。
4月以降、私生活や仕事環境が変わり食事面でバランスが乱れると体調も崩れやすくなります。食生活のバランスをととのえる食品としても「豆乳」は摂り入れやすくておすすめです。


<新生活から習慣化に!"豆乳"を摂り入れるメリット>
(1) 不足しがちな植物性たんぱく質がとりやすい。
→大豆製品の中でも豆乳は飲料として手軽に飲むことができ、無調整豆乳は料理にも使え汎用性が高い。

(2) 植物性たんぱく質以外にも栄養素が豊富。
→オリゴ糖や食物繊維、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、イソフラボンと健康な体の維持には欠かせない栄養素がたくさん入っており、必要な栄養素をまとめて摂れるメリットがある。

(3) コレステロール調整作用があり、高血圧や動脈硬化の予防にも。
→豆乳はノンコレステロールなので、コレステロールが気になる人も安心して飲むことができる。
また、コレステロール調整作用もあるので、高血圧や動脈硬化の予防も期待できる。

(4) 良質なたんぱく質が空腹感を満たし、暴飲暴食を防げる。
→ダイエット時は、間食のお菓子を豆乳に置き換えると効果的。

(5) 手軽に購入でき、常温保存できるものが多い。
→コンビニやスーパー、ドラッグストアなど手軽に出先で購入できるほか、最近の紙パックは常温保存できるものも多いため、毎日植物性たんぱく質を継続して摂取するには最適。


■リセッ豆乳プロジェクトについて
たんぱく質の不足や動植物性たんぱく質のバランスの乱れが様々な不調を招いています。
豆乳などの食品・飲料用紙パックを製造している日本テトラパックが進める"リセッ豆乳プロジェクト"は、良質な植物性たんぱく質を含む豆乳を食生活に手軽に取り入れていただき、動植物性たんぱく質のバランスをととのえ健康な体づくりをサポートする取り組みです。


■日本テトラパックについて
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT'S GOOD)(TM)」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
ウェブサイト: https://www.tetrapak.com/ja-jp


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=まちまち、トランプ関税発表控え

ワールド

カナダ・メキシコ首脳が電話会談、米貿易措置への対抗

ワールド

米政権、軍事装備品の輸出規制緩和を計画=情報筋

ワールド

ゼレンスキー氏、4日に多国間協議 平和維持部隊派遣
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 2
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2人無事帰還
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    「隠れたブラックホール」を見つける新手法、天文学…
  • 8
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 9
    【クイズ】2025年に最も多くのお金を失った「億万長…
  • 10
    トランプが再定義するアメリカの役割...米中ロ「三極…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 3
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥーが解明される...「現代技術では不可能」
  • 4
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中