プレスリリース

野球ボールサイズの小型CPAP「TRANSCEND MICRO」3月15日(土)より日本国内で新発売

2025年03月15日(土)09時30分
株式会社MAGnet(本社:東京都文京区、代表取締役社長:松崎 留美)は、2025年3月15日(土)より、野球ボールサイズの小型CPAP(持続陽圧呼吸療法装置)であるTranscend(トランセンド)ブランドのSomnetics社製「TRANSCEND MICRO(トランセンド マイクロ)」を日本国内で新発売いたしました。
本製品は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療をより快適に、そしてどこでも継続できるよう設計された画期的なCPAP製品です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/428602/LL_img_428602_1.jpg
トランセンド マイクロ

日本におけるSAS患者は約900万人と推定されていますが、そのうち適切な治療を受けているのは1割以下にとどまっています。総務省のデータによると、2020年時点でSASに対する最も有効な治療法とされる在宅持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)を受けている患者数は64万人であり、多くの潜在患者が治療を受けていない現状が浮き彫りになっています。

SASは、睡眠中に気道が閉塞することで呼吸が一時的に停止し、睡眠の質を著しく低下させる疾患です。これにより、日中の耐えがたい眠気や集中力の低下を引き起こし、交通事故のリスクを大幅に高めることが知られています。また、低酸素血症を繰り返すことで、高血圧や心不全、脳卒中などの循環器疾患のリスクを増加させる可能性も報告されています。

CPAP治療は、SASの症状を改善し、体への負担を軽減する有効な治療法ですが、治療をより効果的にするためには、治療を確実に継続することが不可欠です。しかし、従来のCPAPデバイスは持ち運びが不便であるため、旅行や出張時に治療を中断してしまう患者も少なくありません。CPAP治療は、中断した期間はその効果を期待できません。


■SAS治療をもっと身近に
「トランセンド マイクロ」は、SASの治療を必要とする方々に向けて、日常生活や旅行先でも快適に使用できるよう設計された小型・軽量のCPAPデバイスです。野球ボールサイズ(9.1cm × 9.1cm × 6.1cm)、重量わずか219.5gというコンパクト設計で、持ち運びが容易なため、旅行や出張時にも最適です。これにより、使用者のライフスタイルを制限することなく、快適な睡眠をサポートします。
なお、株式会社MAGnetは自社の睡眠関連ショップ「ねむりの樹」において、本製品の自費販売、旅行、出張用の短期レンタルもいたします(医師の処方箋または指示書が必要です)。睡眠時無呼吸症候群の治療をより多くの患者に届けるべく、株式会社MAGnetは今後も革新的な製品を提供し続けてまいります。


【製品の特長】
1. 小型・軽量設計
野球ボールサイズのコンパクト設計で、スマートフォンと同等の重さのため、旅行や出張時の持ち運びに便利。専用のポーチが付属し、バッグにも簡単に収納可能です。

2. 航空機内での使用も安心
FAA(米国連邦航空局)準拠の設計により、航空機内での使用が可能。長距離移動中でも治療を継続できます。

3. 電源のない環境でも使用可能
オプションのポータブルバッテリーを使用することで、キャンプや停電時など電源のない環境でも安心して使用できます。

4. 専用アプリ「MySleepDash」で治療状況を管理
Bluetooth接続により、スマートフォンアプリ「MySleepDash」と連携。毎日の治療状況を簡単に確認・管理でき、患者様の治療継続をサポートします。

5. ドライモード機能
使用後にチューブ内やマスクの湿気を取り除く「ドライモード」を搭載。旅行中はチューブやマスクの清掃時間が限られますので、ドライモード機能で使用後の湿気を短時間で取り除くことができます。


【製品仕様】
販売名 :TRANSCEND MICRO(トランセンド マイクロ)
認証番号 :307ALBZX00005000
一般的名称 :持続的自動気道陽圧ユニット
発売日 :2025年3月15日(土)
特徴 :小型・軽量設計
製造元 :Somnetics International Inc.社(アメリカ)
製造販売業者:株式会社MAGnet(日本国内独占販売)

- 寸法 :9.1cm × 9.1cm × 6.1cm
- 重量 :219.5g
- 作動音 :27dBA
- 構成品 :CPAP本体、専用チューブ、トラベルポーチ、
電源アダプター、取扱説明書、クイックガイド
- 専用アプリ:MySleepDash


■株式会社MAGnetとは
株式会社MAGnetは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)をはじめとする睡眠関連疾患の治療に特化した医療機器の輸入・販売を行っています。国内外の最先端技術を取り入れた製品を提供し、患者様の健康と快適な生活をサポートすることを目指しています。また、医療機関や専門家との連携を通じて、より多くの方々に適切な治療を届けるための活動を展開しています。

商号 : 株式会社MAGnet
代表者 : 代表取締役社長 松崎 留美
所在地 : 〒113-0033 東京都文京区本郷3-42-5 MFC本郷ビル3F
設立 : 2008年3月
事業内容: 医療機器販売およびレンタル/健康器具・研究用機器輸入販売など
資本金 : 7,000万円
URL : https://www.magnet-japan.net/

(お問い合わせ先)
株式会社MAGnet
TEL : 03-5615-9907
E-mail : info@magnet-japan.com


■Somnetics(ソムネティックス)社とは
ライフスタイルや旅行先、睡眠場所に関わらず、CPAPユーザーが治療を継続できるよう支援する医療機器会社です。2010年の設立、旅行中も気軽に持ち運べる小型CPAPデバイスを最初に開発した会社であり、睡眠時無呼吸症候群を持つ方々のライフスタイル向上に貢献してきました。
更に、軽量なポータブルバッテリーやソーラーバッテリーチャージャーなどの電源アクセサリーを豊富に備え、アウトドアや災害時にも治療を継続できるCPAPを世界で初めて設計した会社でもあります。また、特許技術「Capillary Force Vaporizer(TM)(CFV)」を活用した小型加湿器や、ポータブルバッテリーで稼働するシステムを開発するなど、業界の革新をリードしています。


■ねむりの樹とは
「ねむりの樹」は、睡眠の質を向上させるための製品や情報を提供する専門ショップです。医療機器から快眠グッズまで、幅広いラインナップを取り揃えています。

(お問い合わせ先)
ねむりの樹
所在地: 〒113-0033 東京都文京区本郷3-28-7 永川ビル1階
TEL : 03-3830-0686
E-mail: info@nemurinoki.net


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:アフリカのコロナ犠牲者17万人超、予想を

ワールド

米上院、つなぎ予算案可決 政府機関閉鎖ぎりぎりで回

ワールド

プーチン氏「クルスク州のウクライナ兵の命を保証」、

ビジネス

米国株式市場=急反発、割安銘柄に買い 今週は関税政
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
特集:日本人が知らない 世界の考古学ニュース33
2025年3月18日号(3/11発売)

3Dマッピング、レーダー探査......新しい技術が人類の深部を見せてくれる時代が来た

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ世代の採用を見送る会社が続出する理由
  • 2
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 3
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴された陸上選手「私の苦痛にも配慮すべき」
  • 4
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 5
    中国中部で5000年前の「初期の君主」の墓を発見...先…
  • 6
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「天然ガス」の産出量が多い国は…
  • 8
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 9
    「紀元60年頃の夫婦の暮らし」すらありありと...最新…
  • 10
    SF映画みたいだけど「大迷惑」...スペースXの宇宙船…
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやステータスではなく「負債」?
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    メーガン妃が「菓子袋を詰め替える」衝撃映像が話題…
  • 5
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
  • 6
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 7
    うなり声をあげ、牙をむいて威嚇する犬...その「相手…
  • 8
    「これがロシア人への復讐だ...」ウクライナ軍がHIMA…
  • 9
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 10
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中