プレスリリース

"心豊かに生きる力"を学ぶ市民大学「シマビト大学」創立 奄美・五島講座 第1期生募集クラファンをCAMPFIREで実施中

2025年03月12日(水)09時30分
認定NPO法人離島経済新聞社(九州島本部・大分県日田市/東京本部・東京都世田谷区/代表理事・多和田温子 ※活動名 鯨本あつこ)は、2025年5月にオンライン講座と現地を訪問する合宿のハイブリッド形式で「心豊かに生きる力」を学ぶ市民大学「シマビト大学」を創立いたします。

シマビト大学は「心豊かに生きる力」が密集する離島を学びの舞台とすることで、日本の共助力向上と離島の関係人口増加を同時に図るもの。

3月23日迄の期間中、創立資金や受講生を募るクラウドファンディングを実施。合わせて第1期生として奄美大島や五島列島等で開催する講座の受講生を募集しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/429255/LL_img_429255_1.png
シマビト大学への応援・ご参加をお待ちしています

「シマビト大学」プロジェクトページを見る
https://camp-fire.jp/projects/826573/view#menu


■日本の共助力と地域の担い手
「心豊かに生きる学び」で同時に増やす

世界で起きるマグニチュード6級の地震の約20%が日本で起きているといわれます。さらに、人口減少による公共インフラやサービスの廃止や減少など、困難を伴う社会変化が迫っています。

先行きの不透明な時代も、心豊かに生きていくには一人ひとりの「共助力」や「生きる力」が欠かせません。

そこで、2010年より国内の離島にフォーカスしたメディア『ritokei』を運営し、2014年には島々に存在する「生きるすべ」を集めた書籍『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』(issue+design)も著した、認定NPO法人離島経済新聞社では、「心豊かに生きる力」を離島に学ぶ市民大学「シマビト大学」(※)をスタートします。

(※)「シマビト大学」の「シマ」は共同体や集落などの「人と人が支え合うコミュニティ」を差し、「シマビト」は「大切に想うシマがあり、シマのために行動する人」を表します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/429255/LL_img_429255_2.png
「シマビト大学」の出発点は離島専門メディア『ritokei』

「シマビト大学」は2つの問題を解決します。

1つ目は、地域活性化の具体的な手法や、共助力の向上を求める人、孤独・孤立に悩む人々などに、リアルな共助や生きるすべにふれるきっかけをつくること。

2つ目は、日本の総人口の0.5%で世界6位規模の海洋面積を5割守る離島地域に、文化的な営みが残るよう「関係人口」を増大させること。

学びを軸に交流人口を拡大することで、島内外のミスマッチを防ぎながら【(1)『心豊かに生きる人』を日本社会に増やす】【(2)地域に歓迎される関係人口を増やす】ことを目指します。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/429255/LL_img_429255_3.png
シマビト大学で解決したい2つの社会課題

■オンライン+リアルなシマ合宿
企業研修にも

シマビト大学で講師となるのは、島に学ぶメディア『ritokei.com』や『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』に登場する心豊かに生きるヒントを持つ島の人々など。

島の人々と離島経済新聞社との連携で企画運営する講座では、『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』にも収録する、「利他的生き残り」「ないから生まれる創造力と生きる力」「足を知るが当たり前」「地球と生きる豊かな感覚」「課題も可能性もみえる日本の縮図」等をリアルに学ぶことができます。

受講対象は、年間累計50万人がふれる『ritokei』読者層および、well-beingやリスキリングに興味関心のある社会人など。企業研修や教育機関のプログラムとしてのアレンジも可能です。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/429255/LL_img_429255_4.png
「シマビト大学」の目的は、現代を生きる人に「心豊かに生きる力」を身につけられる学びと出会いを提供すること

■3月23日までクラウドファンディングに挑戦
応援カンパや受講チケットがリターンに

創立に際して、初期運営費や広報費用として280万円を募るほか、創立記念講座として、『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』(issue+design)のメイン著者である認定NPO法人離島経済新聞社 代表理事・鯨本あつこが講師となる、「基本のシマ思考」(合宿地:奄美大島)、「地域を支えるシマ思考」(合宿地:甑島列島)、「たのしいシマのつくり方」(合宿地:五島列島)の受講生を、クラウドファンディングで募集しています。

【プロジェクト概要】
プロジェクト名: 【心豊かに生きる力】を学び合い心豊かなシマ国へ!
シマビト大学をつくるお仲間大募集
期間 : 2025年2月20日(木)21:00~3月23日(日)23:59
URL : https://camp-fire.jp/projects/826573

5月31日に奄美大島で合宿を開催する「基本のシマ思考」講座では、「利他的生き残りの先進地域」と「ないから生まれる創造力と生きる力」を学ぶべく、奄美大島の奥座敷「宇検村」で栄雄大さんと笑顔いっぱいに生きるシマのおばあたちに学び、奄美大島のマチ「屋仁川」であまみエフエムの麓憲吾さん・渡陽子さん・勝眞一郎さんに学びます。

記念すべき1期生!奄美大島で学ぶ「基本のシマ思考」
https://camp-fire.jp/projects/826573/view/activities/678270#main

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/429255/LL_img_429255_5.png
「基本のシマ思考」講座 チラシ

認定NPO法人離島経済新聞社のミッションは、学びと共創でシマ・人・社会をつなぎ、つよく、たのしく、あたたかいシマとヒトがあふれる社会をつくること。

「シマビト大学」では、都市と地域を「学び」でつなぎ、持続可能な地域および日本列島の未来づくりに貢献してまいります。

プロジェクトページをみる
https://camp-fire.jp/projects/826573/view#menu


■認定NPO法人離島経済新聞社について
2010年、「豊かさ」を求めて世田谷ものづくり学校の社会人スクールに通いはじめた鯨本あつこ(現・離島経済新聞社 代表理事)が同級生と共に設立。「心豊かに生きる力」が密集する離島地域の可能性を啓発するため島に学ぶメディア『ritokei』を発行。フリーペーパー版『季刊ritokei』は平均1.5万部を季刊発行。全国約170離島を含む1,300ヶ所の公式設置ポイントより配布。フリーペーパーと連動するウェブメディア『ritokei.com』や島と親子をつなぐ『シマ育コミュニティ』も運営。
メディア運営を軸に構築した全国の島々とのネットワークを活かし、島と人をつなぐ交流促進事業や、島の魅力を育てる魅力化推進事業などを、企業や自治体等と共創。

2025年2月4日に、公益性の高い事業活動と運営体制が認められ「認定NPO」取得。最大50%が税控除対象となる寄付・会費を活用し、島の現地スタッフやパートナーに仕事をつくることで離島地域に資金を循環させ、島国を活性化させる新たな経済循環の構築を目指している。

【会社概要】
商号 : 認定特定非営利活動法人離島経済新聞社
代表者 : 代表理事 多和田温子
所在地 : 大分県日田市大字田島161-3
設立 : 2014年8月25日(2025年2月4日に認定NPO法人を取得)
事業内容: 離島専門メディアの運営、地域振興支援、交流促進事業 等
URL : https://ritokei.org/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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