プレスリリース
東京国立博物館で特別なお花見を!2025年3月11日(火)~4月6日(日)開催
2025年02月13日(木)15時00分
上野に春がやってきました。東京国立博物館は、今年も春の恒例企画「博物館でお花見を」を実施します。
本館では、桜をモチーフにした日本美術の名品を各展示室でご覧いただけます。
また、庭園では約10種類の桜が次々と開花します。作品鑑賞とあわせて、ぜひ庭園の散策もお楽しみください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_12.jpg
12.ビジュアル
■本館で桜めぐり
主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「観桜図屛風」など春の風景を描いた絵画や、多様な桜の名所を描いた「江戸名所・三囲稲荷圖」「江戸名所・御殿山景」「江戸名所・東叡山之景」、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。
該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。
【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵
1. 江戸名所・三囲稲荷圖(えどめいしょ・みめぐりいなりず)、
2. 江戸名所・御殿山景(えどめいしょ・ごてんやまのけい)、
3. 江戸名所・東叡山之景(えどめいしょ・とうえいざんのけい)
渓斎英泉筆 江戸時代・19世紀
3月11日(火)~4月13日(日) 本館10室にて展示
江戸っ子たちに人気の花見の名所、隅田川東岸の三囲稲荷、品川沖を望む御殿山、そして上野の東叡山寛永寺が描かれています。うららかな春の陽気に誘われて、家族や仲間と出かける人びとの晴れやかな表情にもご注目ください。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_13.jpg
13.江戸名所・三囲稲荷、江戸名所・御殿山景、江戸名所・東叡山之景
※上記作品はそれぞれ別の作品です。
1点もしくは1点ずつご紹介いただく際は、それぞれ作品名、作者、時代を入れていただきますようお願いいたします。(作者・時代は3点同じです)
4. 観桜図屛風(かんおうずびょうぶ)
住吉具慶筆 江戸時代・17世紀 西脇健治氏寄贈
2月18日(火)~4月6日(日) 本館7室にて展示
「伊勢物語」の一場面で、別荘で桜を讃え和歌を詠む惟喬親王(これたかしんのう)と在原業平(ありわらのなりひら)一行を描いています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_4.jpg
4.観桜図屏風
5. 色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)
仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
3月11日(火)~5月18日(日) 本館8室にて展示
鉢の内外に白泥と赤彩で満開の桜樹を表し、巧みに配された透しで、桜の空間をつくり出しています。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_5.jpg
5.色絵桜樹図透鉢
6. 掻取 桃色縮緬地瀧桜竹模様(かいどり ももいろちりめんじたきさくらたけもよう)
江戸時代・18世紀
2月26日(水)~4月20日(日) 本館10室にて展示
打掛のことを公家では「掻取」と言います。流れ落ちる瀧の底から立ち上るように表された桜樹には、つややかな絹糸によるふっくらとした風合いの刺繡で表された桜花が、リズミカルに咲き溢れます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_6.jpg
6.掻取桃色縮緬地瀧桜竹模様
7. 東都三十六景・吉原仲之町(とうとさんじゅうろっけい・よしわらなかのちょう)
歌川国貞(三代豊国)、二代歌川広重合作 江戸時代・元治元年(1864)
3月11日(火)~4月13日(日) 本館10室にて展示
満開の桜のなかを歩む遊女が描かれています。吉原仲之町は春にだけ桜が植えられ、夜桜見物でにぎわいました。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_7.jpg
7.東都三十六景・吉原仲之町
8. 色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずざら)
鍋島 江戸時代・18世紀
3月11日(火)~6月1日(日) 本館13室にて展示
1本の桜の木の幹が、皿の丸いかたちを生かして縁に沿うように描かれ、満開の桜が皿の中に咲き誇っています。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_8.jpg
8.色絵桜樹図皿
9. 七宝桜花散燭台(しっぽうおうかちらししょくだい)
明治時代・19世紀 橋本貫志氏寄贈
2月4日(火)~4月20日(日) 本館18室にて展示
西洋式の燭台で銅製のスタンドには七宝の技法で2色の桜の文様を華やかに散らしています。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_9.jpg
9.七宝桜花散燭台
■桜イベント *すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)
◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトーク
ボランティアによるガイドツアー・スライドトークは、「博物館でお花見を」の期間中、構内の樹木や桜、お花見に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。
*天候等により、内容は変更になることがあります。
◆「春らんまん 桜ぬりえ」
桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_10.jpg
10.ぬりえ
日時:3月14日(金)、15日(土)、16日(日) 11:00~15:00(受付終了 14:30)
会場:本館 特別4室 *会場にて随時受付。
1名につき1枚配布。なくなり次第終了。
※ぬりえは画像の2種含め全5種類の絵柄があります。
◆お花見ヨガin法隆寺宝物館
どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施します。
日時:3月27日(木)
(1)14時00分~14時30分
(2)15時00分~15時30分(受付開始は各回15分前〈予定〉)
場所:法隆寺宝物館エントランス
※先着20名、当日受付、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)
※詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。
◆東博句会「花見で一句」
「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。
■庭園散策について
庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_11.jpg
11.庭園風景
開放時間:9:30~17:00
※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。
※茶室内には入れません。
【「博物館でお花見を」 来館案内】
会期 : 2025年3月11日(火)~4月6日(日)
会場 : 東京国立博物館
開館時間 : 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は20時まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日 : 月曜日 ※ただし、3月31日(月)は開館
観覧料 : 一般1,000円、大学生500円
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※障がい者とその介護者1名は無料。
入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
※特別展、有料イベント等は別途料金が必要です。
交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分
東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分
お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)
ウェブサイト: https://www.tnm.jp/
※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。
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プレスリリース提供元:@Press
本館では、桜をモチーフにした日本美術の名品を各展示室でご覧いただけます。
また、庭園では約10種類の桜が次々と開花します。作品鑑賞とあわせて、ぜひ庭園の散策もお楽しみください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_12.jpg
12.ビジュアル
■本館で桜めぐり
主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「観桜図屛風」など春の風景を描いた絵画や、多様な桜の名所を描いた「江戸名所・三囲稲荷圖」「江戸名所・御殿山景」「江戸名所・東叡山之景」、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。
該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。
【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵
1. 江戸名所・三囲稲荷圖(えどめいしょ・みめぐりいなりず)、
2. 江戸名所・御殿山景(えどめいしょ・ごてんやまのけい)、
3. 江戸名所・東叡山之景(えどめいしょ・とうえいざんのけい)
渓斎英泉筆 江戸時代・19世紀
3月11日(火)~4月13日(日) 本館10室にて展示
江戸っ子たちに人気の花見の名所、隅田川東岸の三囲稲荷、品川沖を望む御殿山、そして上野の東叡山寛永寺が描かれています。うららかな春の陽気に誘われて、家族や仲間と出かける人びとの晴れやかな表情にもご注目ください。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_13.jpg
13.江戸名所・三囲稲荷、江戸名所・御殿山景、江戸名所・東叡山之景
※上記作品はそれぞれ別の作品です。
1点もしくは1点ずつご紹介いただく際は、それぞれ作品名、作者、時代を入れていただきますようお願いいたします。(作者・時代は3点同じです)
4. 観桜図屛風(かんおうずびょうぶ)
住吉具慶筆 江戸時代・17世紀 西脇健治氏寄贈
2月18日(火)~4月6日(日) 本館7室にて展示
「伊勢物語」の一場面で、別荘で桜を讃え和歌を詠む惟喬親王(これたかしんのう)と在原業平(ありわらのなりひら)一行を描いています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_4.jpg
4.観桜図屏風
5. 色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)
仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
3月11日(火)~5月18日(日) 本館8室にて展示
鉢の内外に白泥と赤彩で満開の桜樹を表し、巧みに配された透しで、桜の空間をつくり出しています。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_5.jpg
5.色絵桜樹図透鉢
6. 掻取 桃色縮緬地瀧桜竹模様(かいどり ももいろちりめんじたきさくらたけもよう)
江戸時代・18世紀
2月26日(水)~4月20日(日) 本館10室にて展示
打掛のことを公家では「掻取」と言います。流れ落ちる瀧の底から立ち上るように表された桜樹には、つややかな絹糸によるふっくらとした風合いの刺繡で表された桜花が、リズミカルに咲き溢れます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_6.jpg
6.掻取桃色縮緬地瀧桜竹模様
7. 東都三十六景・吉原仲之町(とうとさんじゅうろっけい・よしわらなかのちょう)
歌川国貞(三代豊国)、二代歌川広重合作 江戸時代・元治元年(1864)
3月11日(火)~4月13日(日) 本館10室にて展示
満開の桜のなかを歩む遊女が描かれています。吉原仲之町は春にだけ桜が植えられ、夜桜見物でにぎわいました。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_7.jpg
7.東都三十六景・吉原仲之町
8. 色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずざら)
鍋島 江戸時代・18世紀
3月11日(火)~6月1日(日) 本館13室にて展示
1本の桜の木の幹が、皿の丸いかたちを生かして縁に沿うように描かれ、満開の桜が皿の中に咲き誇っています。
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_8.jpg
8.色絵桜樹図皿
9. 七宝桜花散燭台(しっぽうおうかちらししょくだい)
明治時代・19世紀 橋本貫志氏寄贈
2月4日(火)~4月20日(日) 本館18室にて展示
西洋式の燭台で銅製のスタンドには七宝の技法で2色の桜の文様を華やかに散らしています。
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_9.jpg
9.七宝桜花散燭台
■桜イベント *すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)
◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトーク
ボランティアによるガイドツアー・スライドトークは、「博物館でお花見を」の期間中、構内の樹木や桜、お花見に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。
*天候等により、内容は変更になることがあります。
◆「春らんまん 桜ぬりえ」
桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_10.jpg
10.ぬりえ
日時:3月14日(金)、15日(土)、16日(日) 11:00~15:00(受付終了 14:30)
会場:本館 特別4室 *会場にて随時受付。
1名につき1枚配布。なくなり次第終了。
※ぬりえは画像の2種含め全5種類の絵柄があります。
◆お花見ヨガin法隆寺宝物館
どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施します。
日時:3月27日(木)
(1)14時00分~14時30分
(2)15時00分~15時30分(受付開始は各回15分前〈予定〉)
場所:法隆寺宝物館エントランス
※先着20名、当日受付、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)
※詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。
◆東博句会「花見で一句」
「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。
■庭園散策について
庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/425231/LL_img_425231_11.jpg
11.庭園風景
開放時間:9:30~17:00
※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。
※茶室内には入れません。
【「博物館でお花見を」 来館案内】
会期 : 2025年3月11日(火)~4月6日(日)
会場 : 東京国立博物館
開館時間 : 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は20時まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日 : 月曜日 ※ただし、3月31日(月)は開館
観覧料 : 一般1,000円、大学生500円
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※障がい者とその介護者1名は無料。
入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
※特別展、有料イベント等は別途料金が必要です。
交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分
東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分
お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)
ウェブサイト: https://www.tnm.jp/
※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。
詳細はこちら
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