先進国はぜいたく品を必需品にすることで貧しくなる
コンビニも、名前、定義からして利便性サービスでありぜいたく品であるが、ある人々にとっては必需品である。アマゾンも同じだ。
そう考えていくと、経済が発展すると、ぜいたく品が安く手に入るようになって豊かになっているように感じられるが、実際は逆で、本来、不要なものが必需品となり、無駄な必需品が増え、それを手に入れるために必要な現金所得が増え、その結果、所得は上がり、GDPは上がるが、実質的には貧しくなっているのである。
*この記事は「小幡績PhDの行動ファイナンス投資日記」からの転載です
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