スメハラを防げ──活性化する日本の「におい対策」市場
12時間、無臭の息をキープするマウスウォッシュ
数ある体臭の中でも、特に忌み嫌われるのが口臭だ。実は先のアンケートで、体臭に続き票を集めたのが「ニオイ(口臭)」であり、得票率60.2%という結果になっている。
そこで、こんなマウスウォッシュ(洗口液)はどうだろう。「セレクトα(アルファ)」ブランドのNo.03「プロフレッシュ オーラルリンス」だ。米口臭予防医学の権威であるジョン・L・リクター博士が開発した、アメリカの歯科医が口臭治療に使用するマウスウォッシュであり、1回のケアで12時間もの間、無臭の息をキープするという。
メカニズムはこうだ。舌上で発生した口臭の根源である不良蛋白(食べ物カスやバクテリアの死骸など)に主成分のClO2(シーエルオーツー:二酸化塩素)が直接働きかけて口臭の発生を抑制し、しかも、発生したにおいまでも無臭化してくれるというもの。
筆者も試してみたが、キャップ1杯ほどの分量で約1分口をすすぐだけで、口の中がさっぱりした感覚に。マウスウォッシュにお馴染みの強いミントの香りなどはないものの、チェックしてもらった編集者によれば、「においは感じなかった」と口臭レスであることが確認できた。
それ以上に驚いたのは、起床後の口の状態だ。就寝前に「プロフレッシュ オーラルリンス」でうがいをすると、起床後はいつものような強いネバ付きがなく、口臭も実に軽度なもの。軽い水うがいだけで、口臭もきれいさっぱり無臭化してしまったのだ。
ちなみに「セレクトα」ブランドには、さらにユニークなマウスウォッシュもラインアップされている。No.02「ソーソーロ オーラルリンス」は、「お茶うがい」健康法をヒントに中国で開発(製品化はアメリカ)され、カテキンなど、お茶に含まれる成分を配合したもの。これでうがいをすることで、口腔内の汚れを吸着し、茶色の塊となって排出されるという画期的なマウスウォッシュだ。
日々の歯磨きに加え、これらのマウスウォッシュで口臭予防をすれば、世界に先駆ける欧米レベルのオーラルケアを実現できるというわけだ。