コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

日本のお粗末なコロナ対策の犯人は誰なのか

<政府が悪いと言いたくなるがそれは思考停止。どこがどう悪いのかを知り改善できることを検討せよ> 新型コロナ禍での東京パラリンピックが始まった

2021.08.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

米軍撤退のアフガニスタンで次に起きること

<ライバルが去ってユーラシアは中国とロシアの天下とかき立てるロシアメディアだがアメリカに代わり地域諸国の餌食になる可能性も> バイデン米大統

2021.08.04
外交官の万華鏡 河東哲夫

「世界中でアメリカ大使が不在」で考える大使の存在意義

<日本でも中国でもドイツでも米大使の空席が続いているが「アンバサダー」の不在は何をもたらすのか> アメリカは、大統領が代われば高位高官は全員

2021.07.22
外交官の万華鏡 河東哲夫

プーチン政権のアキレス腱は反体制派ではない

<自由と民主主義よりも経済的恩恵を求める国民に迫る危機> ロシアはどういう国か?  まず大きい。端から端の時差は実に10時間(人口は日本に近

2021.07.07
外交官の万華鏡 河東哲夫

日韓関係は歴史と感情の自縄自縛

<隣国が故に怨念が蓄積し今後も完全協調は困難だが、過去に取りつかれた世代はやがて去り行く> 「韓国人は四六時中、『日本憎し』で燃えている。だ

2021.06.25
外交官の万華鏡 河東哲夫

デジタル人民元は中国停滞の始まり

<カネの流れを強権的に管理することで完成する中国絶対主義体制。それがゆえに凋落へ向かうことは時代が証明している> この前、ラジオを聴いていて

2021.06.08
外交官の万華鏡 河東哲夫

東京オリンピックの前向きな中止を考えよ

<移動や宿泊などのロジスティクスを考えれば現状下の五輪開催は無理。それでも多くの関係者が救われる方策はある> 筆者自身は新型コロナウイルスワ

2021.05.26
外交官の万華鏡 河東哲夫

なぜ日本のワクチン接種は遅々として進まないのか

<感染爆発のインドにも及ばない接種スピードは「人間を幸福にしない日本というシステム」に原因がある> この前、新聞を広げて驚いた。「ブータン、

2021.05.15
外交官の万華鏡 河東哲夫

日本が求められている「人権外交」は本当に効果的なのか

<現地政府に圧力をかけても逆効果になりやすい。G7や国連などの場で態度を表明するのが限度> 香港、ウイグル、タイ、ミャンマー(ビルマ)...

2021.04.24
外交官の万華鏡 河東哲夫

中国が攻めアメリカが守る?「台湾危機」を鵜呑みにする危うさ

<独立死守でまとまれない台湾・平和病の中国軍・防衛意識が微妙なアメリカ......通説とは異なる関係国の事情> 中国軍機が台湾の防空識別圏(

2021.04.10
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特集:世界も「老害」戦争
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2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

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