コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

Edge of Europe コリン・ジョイス

憲法はなくてもバジェットデーがある

 日本やアメリカで暮らしていた時、イギリスには憲法がないんだという話をして当惑されることがあった。もちろんイギリスにも、法や慣行に基づき国家

2012.04.01
Edge of Europe コリン・ジョイス

即位60年、イギリス人にとっての女王とは

 2月6日、イギリスのエリザベス女王は即位60年を迎えた。僕だけじゃなく大多数のイギリス人が、エリザベス女王以外の君主を知らないというのは、

2012.02.17
Edge of Europe コリン・ジョイス

消えゆくパブとパブ文化を救え

 東京に住んでいたとき、銭湯がつぶれてしまったのを見ると、とても悲しかった。銭湯は驚くべき速さで数を減らしていった。  銭湯はそれぞれに

2012.01.29
Edge of Europe コリン・ジョイス

「ヨーロッパ」に対する複雑な本音

 今から30年後、人々はきっと現在のイギリスを振り返って、あの時代のイギリス最大の問題は「ヨーロッパとの付き合い方」だったね、と言うことにな

2011.12.23
Edge of Europe コリン・ジョイス

戦没者を悼むポピーが意味するもの

 BBCニュースを見た日本人の友達から質問されたことがある。テレビに映るイギリス人がみんな、小さな赤いバッジを着けているのはどうして?  1

2011.12.04
Edge of Europe コリン・ジョイス

真の男女平等を実現した英王室

 10月28日にオーストラリアのパースで開かれた英連邦首脳会議(CHOGM)で、興味深いニュースがあった。英王室の改革が決定したのだ。  こ

2011.11.02
Edge of Europe コリン・ジョイス

自虐ユーモアならイギリスに任せろ

 パブで長年の友人と、気が滅入るようなおしゃべりをしていた。ロンドンの暴動、国会議員の経費スキャンダル、新聞社の盗聴事件、鉄道運賃の値上げ.

2011.10.27
Edge of Europe コリン・ジョイス

知られざる少数民族「トラベラーズ」

 イギリスの作家ジョージ・オーウェルは、有名な「二重思考」という造語を考え出した。相反する二つの意見を同時に持つことができる、ということを意

2011.10.09
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリスビールの伝統に酔いしれた日

 僕は最近、自分の「死ぬまでにやっておくこと」リストの重要項目に「済」印をつけることができた。毎年ロンドンのアールズコートで開かれるビールの

2011.09.02
Edge of Europe コリン・ジョイス

イギリス暴動を読み解くヒント

 僕は「大きな」テーマについて書くのはあまり得意ではない。それよりは1つの小さな側面に光を当て、全体像を浮き彫りにする方が好みだ。  で

2011.08.17
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特集:アサド政権崩壊
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2024年12月24日号(12/17発売)

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

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