コラム
Edge of Europe コリン・ジョイス

コリン・ジョイス

フリージャーナリスト。1970年、イギリス生まれ。92年に来日し、神戸と東京で暮らす。ニューズウィーク日本版記者、英デイリー・テレグラフ紙東京支局長を経て、フリーに。日本、ニューヨークでの滞在を経て2010年、16年ぶりに故郷イングランドに帰国。フリーランスのジャーナリストとしてイングランドのエセックスを拠点に活動する。ビールとサッカーをこよなく愛す。著書に『「ニッポン社会」入門――英国人記者の抱腹レポート』(NHK生活人新書)、『新「ニッポン社会」入門--英国人、日本で再び発見する』(三賢社)、『マインド・ザ・ギャップ! 日本とイギリスの〈すきま〉』(NHK出版新書)、『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』(三賢社)など。

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サッチャーの評価と時の運

 政治において、タイミングは極めて重要だ。だからこそ「時代の一歩先をいった」アイデアだとか「賞味期限切れ」の考えだとかいう言葉が頻繁にささや

2013.04.19
Edge of Europe コリン・ジョイス

「大学前」で決まる超・学歴社会

 最近、英国国教会の最高位職であるカンタベリー大主教に、前ダラム主教のジャスティン・ウェルビーが新たに就任した。彼は賞賛に値する人物だし、イ

2013.04.04
Edge of Europe コリン・ジョイス

僕がロイヤルベビーに女の子を望む理由

 イギリスでは、子供の誕生を控えた親に男の子がいいか女の子がいいか聞くと、「元気な赤ちゃんならどちらでも」と答えるのが普通だ。これを聞くとい

2013.03.03
Edge of Europe コリン・ジョイス

リチャード3世発見でよみがえる歴史の真実

 たぶん、僕は「インディ・ジョーンズ世代」の1人だと言えると思う。「インディ・ジョーンズ」シリーズの最初の3作を見たのは10代のころ。全編を

2013.02.09
Edge of Europe コリン・ジョイス

政治と言葉の「ごまかし」を見破れ

 このブログをよく読んでくれている読者は、僕がジョージ・オーウェルの大ファンだということをご存じだろう。文学やジャーナリズム、そして世界の在

2013.01.25
Edge of Europe コリン・ジョイス

それでもBBCを賞賛する?

 イギリス以外の国にいるとき僕は、イギリスのテレビ局BBCが好きだと人からよく聞かされる。ニューヨークに住んでいたときは特にそうだったが、東

2012.10.23
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歩行者をいら立たせないロンドンの街

 こんなことはいつもならまずあり得ないが、この間、僕は思わず東京を悪く言ってしまった。  イギリスに帰ってからしょっちゅう聞かれるのは、日本

2012.09.18
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イギリス究極の動物愛

 動物に抱く愛情は、何だか妙なものだ。なぜなら大抵、僕たちは動物たちと交流でき、動物が人間のような感情を抱いているものだと(誤って)思い込ん

2012.07.25
Edge of Europe コリン・ジョイス

華やかなジュビリーの別の顔

 1913年、ロシアは同国史上最大規模となる出来事に沸いていた。ロマノフ朝が300周年を迎えたのだ。記念の年は派手な式典で彩られ、この専制政

2012.06.20
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サッカーに見るイギリス人の病

 数週間前、イングランドのサッカーの試合で悲劇が起きた。ファブリス・ムアンバという名の若い選手が心臓発作で倒れ、瀕死の状態に。命は取り留めた

2012.05.09
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