コラム
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

ビッグデータ統計は、中立や客観性を保証せず、しばしば偏りを生む

<研究サプライチェーンが産み出す偏った「科学的事実」> 今回は大量のデータを用いた統計や計算社会学が偏りを生む危険性についてご紹介したい。大

2021.10.26
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

タリバンのネット世論操作高度化の20年の軌跡

<タリバンは針の穴を通すようにSNSのルールをうまくかいくぐって利用し、それが洗練され、高度であることから、少なくともPR企業が支援している

2021.10.13
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

グーグルなどのネットサービスは利用者に支払うべき報酬を踏み倒している!?

<これまでの労働が「現在の自由」を渡すことだとしたら、ネットサービス利用という労働は「未来の自由」あるいは「選択の自由」を渡すことだ> ネッ

2021.09.10
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

ファクトチェックの老舗Snopesの剽窃事件の裏にある問題

<ファクトチェック老舗Snopesが他社の記事を剽窃していたことを報じた。もっとも信頼できるメディアとみなされてきたので、このニュースはファ

2021.09.02
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

中国のデジタル影響工作最新動向──中国の外交官は1日平均778回ツイートする

<中国のデジタル影響工作はまだ発展途上であり、洗練されているは言いがたい。しかし数に物を言わせて拡散する力は圧倒的であり、技術も進化している

2021.08.18
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

フェイクニュースから「影響工作」へ──すでに国家安全保障上の課題

<フェイクニュースを戦闘行為以外の戦争方法のひとつ=影響工作(Influence Operations)として位置づけて考える必要がある>

2021.07.30
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

国家別サイバーパワーランキングの正しい見方

<各国のサイバーパワーの実態を把握することは重要だ。最近、公開された3つのレポートを例にサイバー空間における能力の評価=サイバーパワーランキ

2021.07.15
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

いまだ結論の出ない米中コロナ起源説対決──中国に利用された日本のテレビニュース報道

<コロナの起源に関して公開された情報、特に米中のコロナ起源説合戦を整理する。この中で日本のメディアが重要な役割を果たしていた...... >

2021.07.01
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

コロナ禍によって拡大した、デマ・陰謀論コンテンツ市場

<コロナにまつわるフェイクニュースやデマは世界中に溢れたが、これをもたらしたのは、YouTube、フェイスブック、ツイッターなどのターゲット

2021.06.25
デジタル権威主義とネット世論操作 一田和樹

日本がファイブアイズに自国のプラットフォーム・インテリジェンスを差し出す可能性

<アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド5カ国の諜報情報共有のための仕組み「ファイブアイズ」に日本が参加すると取り沙汰

2021.05.26
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ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

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