コラム

「孤独を感じずにはいられません」妊活中の私に子供自慢しないで

2022年02月24日(木)21時35分

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY CHRIS_PARIS/ISTOCK-GETTY IMAGES PLUS-SLATE

<妊娠したときに彼女たちのアドバイスが必要になることは分かっているけど、送られてくる赤ちゃんの写真に「かわいいね」とお世辞を言うことができません>

Q:夫と子づくりを始めてから1年半ほどたちました。その間、友人たちは妊娠・出産を経験していますが、私たちは体外受精に取り組み始めたところです。多くの人がこれを経験しているのは知っています。でもかなり恥ずかしく、孤独を感じずにはいられません。とてもつらい経験なので、体外受精のことは家族や本当に親しい友人たちにしか打ち明けていません。

一方で、子宝に恵まれた友人たちからはメッセージがたくさん届きます。新米ママも孤独を感じたり、つらいことはあるのでしょう。けれども、送られてくる赤ちゃんの写真に「すごくかわいいわね」とお世辞を言ったり、こちらの状況を正直に報告する気にはなれません。

友人たちとの関係が薄れていくのは残念ですし、妊娠したときに彼女たちのアドバイスが必要になるのも分かっています。もう少し大人なら、うまく立ち回るのかもしれませんが、今の私にはできそうにないのです。

── 妊活難民

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スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

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