コラム

1歳の姪にかみ付いた愛犬を安楽死させた自分が今も許せない

2021年09月17日(金)20時20分

PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTO BY FIZKES/ISTOCK-GETTY IMAGES PLUS-SLATE

<3人の子供の下2人はかみ付きの現場に居合わせ、愛犬を失ったことがトラウマに。長男は私の判断に激怒>

Q:1年ほど前に、愛犬のルーを安楽死させました。まだ1歳だった姪にかみ付いたからです。最初はルーを死なせたことが悲しくて仕方がありませんでした。でも今は、飼い主としての責任を痛感しています。

うちには子供が3人います。下の2人は幼いいとこがかみ付かれた現場に居合わせ、しかもルーを失ったことがトラウマになっています。今11歳になる長男は現場にいなかったのですが、人にかみ付くのがどれほどひどいことか理解できず、ルーを安楽死させた私に怒っています。ルーは長男の犬と言える存在でした。

でも、私も自分に怒っています。雄犬は去勢しないと時として攻撃的になると聞いていたのに、去勢手術をしなかった自分に腹が立ちます。長男の悲しみも、よく分かります。ルーを失って、彼はどんなに寂しい思いをしたことか。私は今の自分の感情にどう向き合えばいいか分かりません。アドバイスをお願いします。

── 罪の意識にさいなまれる母

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育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

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