コラム

スレート誌人生相談員 人生相談からアメリカが見える

「疲労困憊です」ご近所のオペラ歌手志望の娘さんの歌がうるさくて...

2021年07月14日（水）16時55分

PHOTO ILLUSTRATION BY YUKAKO NUMAZAWA, PHOTOS BY Drazen Zigic-iStock(MOTHER & BABY), PeopleImages-iStock(GIRL)

＜一流の音楽学校への進学を目指す彼女は、コロナ禍になってオンラインで1日2時間以上、週に4〜5回もレッスンを受けています。才能があるのは分かるのですが...＞

Q：お隣さんはとても感じのいいご家族です。唯一の問題は、17歳の娘さんのオペラに対する情熱。彼女は才能あるソプラノで、何年も訓練を受け、一流の音楽学校への進学を志望しています。でも新型コロナウイルスの感染が広がってから、彼女はオンラインで1日2時間以上、週に4〜5回もレッスンを受けています。

悪いことに、私は3カ月前に赤ちゃんを産んだばかり。娘さんは勘が鋭いようで、私たちが寝かし付けをすると、プッチーニの同じところを歌いだします。大声で、しかも何時間も。私たちは赤ちゃんの世話で寝不足の上、小学1年生の子のリモート授業も手伝わないといけないので疲労困憊です。彼女の親に手紙を書くか、話をするつもりですが、どうしたら失礼のないように伝えられるでしょうか？　アドバイスをお願いします。

── モーツァルトに腹が立つ私

▼あわせて読む
世界中を転々とする両親のノマド志向は、子供の成長の害になりますか？
きわどいファン・フィクションを書いている16歳の娘が心配です

次のページニコール・チャンの回答は？
プロフィール

スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ミャンマー軍事政権、非常事態宣言を延長　「総選挙の
2025.01.31

ワールド

焦点：トランプ氏が望む利下げ、米国以外で実現　ＦＲ
2025.01.31

ビジネス

12月住宅着工戸数は前年比マイナス2.5％、8カ月
2025.01.31

ビジネス

みずほ証の10ー12月期、純利益は4.4倍　債券や
2025.01.31
ニュース速報一覧
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集：トランプ革命
特集：トランプ革命
2025年2月 4日号（1/28発売）

大統領令で前政権の政策を次々覆すトランプの「常識の革命」で世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか？　真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 4
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 5
    東京23区内でも所得格差と学力格差の相関関係は明らか
  • 6
    ピークアウトする中国経済...「借金取り」に転じた「…
  • 7
    「やっぱりかわいい」10年ぶり復帰のキャメロン・デ…
  • 8
    フジテレビ局員の「公益通報」だったのか...スポーツ…
  • 9
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 10
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は？ …
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか？　真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    世界初の研究：コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果が異なる【最新研究】
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 6
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は？ …
  • 7
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 8
    有害なティーバッグをどう見分けるか？...研究者のア…
  • 9
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 10
    煩雑で高額で遅延だらけのイギリス列車に見切り...鉄…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか？　真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか？...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は？...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 10
    失礼すぎる！「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story