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「裁判費用を出してほしい」議事堂襲撃した甥をかばう家族にうんざり
A:私が当事者だったら、きっとしばらくはお母さんと距離を置くでしょう。でも、決めるのはあなたです。家族の歴史を知っているのも、ご自身の決断の代償を予測できるのも、あなただけです。
お母さんとどう向き合うかを、すぐに決めなくても構いません。手始めにその葛藤をご本人に伝えてみるのもいいでしょう。ただし、どんな決断を下してもお母さんとの間にしこりは残ります。それをなかったことにして付き合おうとすれば、心の一部を閉ざすことになります。そんな親子関係は、決して健全とは言えません。
私たちは時に家族に縛られ、自分を二の次にします。しかし身内があなたの結婚のことをおとしめ、暴力を擁護するのを我慢して聞く必要はありません。お母さんとの関係があまりに負担に感じられるようなら、あなた自身の心と体の健康のために、家族との間に一線を引くのは当然のことです。
©2021 The Slate Group
<本誌2021年2月16日号掲載>
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