ブラジル前大統領が5回目の手術、18年に刺された腹部に痛み

4月13日、ブラジルのボルソナロ前大統領(70)が、2018年の選挙運動中に腹部を刺されて以来5回目となる手術を受けていると、医師団が声明を発表した。写真は12日にXに投稿されたもの(2025年 ロイター/Jair Bolsonaro via X via REUTERS)
[13日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ前大統領(70)が13日、2018年の選挙運動中に腹部を刺されて以来5回目となる手術を受けていると、医師団が声明を発表した。
側近の一人はロイターに、手術は現地時間午前から6時間の予定だったが、想定より長引いていると明かした上で、「私が得ている情報では、処置は順調に進んでいる」と述べた。
ボルソナロ氏は11日、ブラジル北東部で支持者とのイベント中に激しい腹痛を訴えて入院。12日夜に自宅のある首都ブラジリアに移送された。
同氏は、22年の選挙敗北時に首都を襲撃した支持者に対する恩赦法案の議会可決を働きかけ、ブラジル各地を回っている。