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インドネシアの社会保障基金、国内株投資を拡大へ 急落で割安感
2025年04月11日(金)17時43分
[ジャカルタ 11日 ロイター] - インドネシア最大の機関投資家である480億ドル規模の国有社会保障基金「BPJS雇用」は、最近の市場急落で割安株への投資余地が生まれたことから、3年以内にポートフォリオに占める国内株式の割合を最大20%まで引き上げることを目指す。
投資開発担当ディレクターのエドウィン・リドワン氏は11日、ロイターのインタビューに応じ、インドネシア市場の低迷以来、時価総額の大きな銘柄への投資を徐々に増やしていると述べた。
BPJS雇用は現在、資産のうち約48億ドルを株式市場で直接、もしくは投資信託を通じて運用。最も大きな割合を占める投資先は債券で、残りは預金したり、その他金融商品に投資したりしている。