米とは為替の過度な変動や無秩序な動きは経済に悪影響との認識共有＝財務相

　４月１１日、加藤勝信財務相（写真）は閣議後会見で、為替を巡り、「米国とは過度な変動や無秩序な動きは経済に悪影響との認識を共有している」と述べた。写真は都内で昨年１０月撮影（２０２５　ロイター／Issei Kato）

Takaya Yamaguchi

［東京　１１日　ロイター］ - 加藤勝信財務相は１１日の閣議後会見で、為替を巡り、「米国とは過度な変動や無秩序な動きは経済に悪影響との認識を共有している」と述べた。引き続き日米間の意思疎通を積極的に図っていく考えも示した。

一方、トランプ関税や物価高対応を念頭に、与党内で消費減税を求める声が浮上していることについては、石破茂首相が国会答弁で「適当でない」と言及していることを引き合いに否定的な見解を示した。