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米関税一時停止を歓迎、規制緩和など提案へ=インドネシア財務相

2025年04月10日(木)18時18分

Danial Azhar

[クアラルンプール 10日 ロイター] - インドネシアのスリ・ムルヤニ財務相は10日、米国が計画している関税はインドネシアの潜在成長率を0.3─0.5%ポイント低下させる可能性があるとしつつ、90日間の一時停止で解決策を協議する猶予ができたとの認識を示した。

マレーシアでの東南アジア諸国連合(ASEAN)財務相・中央銀行総裁会議の合間にロイターのインタビューに応じた。

米関税の一時停止を歓迎した上で、インドネシアは関税を回避するための提案として、米国からの輸入拡大、減税、輸入手続きの簡素化、現地調達要件の緩和を計画。スリ・ムルヤニ氏は、規制緩和措置は進行中の国内経済改革の一環でもあると語った。

インドネシアは今年の経済成長率目標を5.2%としている。しかし、プラボウォ大統領は2029年までに8%へ引き上げたい考えだ。

ロイター
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