インドネシア、ガザの戦争被災者一時保護へ=プラボウォ大統領

4月9日、インドネシアのプラボウォ大統領(写真)は、パレスチナ自治区ガザでの戦争で被害を受けたパレスチナ人を一時的に保護する用意があると述べた。写真はインドネシアのジャカルタで8日撮影(2025 ロイター/Willy Kurniawan)
[ジャカルタ 9日 ロイター] - インドネシアのプラボウォ大統領は9日、パレスチナ自治区ガザでの戦争で被害を受けたパレスチナ人を一時的に保護する用意があると述べた。中東地域とトルコ歴訪にあたり声明を発表した。
被害を受けたパレスチナ人をインドネシアに避難させる方法についてパレスチナ側などと早急に協議するよう外相に指示したと述べた。
声明で「われわれには負傷者、トラウマを負った人々、孤児を避難させる用意がある」と述べ、被災者は負傷が完全に回復し、ガザ帰還が安全になるまで一時的にインドネシアに滞在すると説明した。
プラボウォ氏は、インドネシアがガザ紛争の解決に向け役割を拡大したいという意向を示した。
インドネシア政府は、紛争終結に向けて2国家解決を擁護している。