米エヌビディアCEO、中国市場の重要性を強調=国営メディア

4月17日、 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(写真)は、訪れている中国について、自社にとって非常に重要な市場だと述べた。カリフォルニア州サンノゼで3月撮影(2025年 ロイター/Brittany Hosea-Small)
[北京 17日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は17日、訪れている中国について、自社にとって非常に重要な市場だと述べた。中国国営中央テレビが伝えた。
報道によると、フアン氏は中国国際貿易促進委員会の任鴻斌会長と会談し、「中国との協力関係を続けていきたい」と語った。
新華社によると、何立峰副首相は人民大会堂でフアン氏と会談し、中国はエヌビディアを含む多くの米企業による中国市場の開拓を歓迎すると伝えた。
何氏はさらに、中国は投資と消費において大きな潜在力を持ち、外国企業による投資と貿易の「肥沃な土壌」となってきたと語った。
フアン氏は同委員会の招きに応じ、北京に同日到着していた。
ロイターはエヌビディアにフアン氏の訪中についてコメントを求めたが、今のところ回答を得られていない。
米国政府はエヌビディアの人工知能(AI)向け半導体「H20」に対中輸出制限をかけた。