プーチン氏、サウジ皇太子と電話会談 ＯＰＥＣプラス合意など協議

　ロシア大統領府は３月１３日、プーチン大統領（写真右）がサウジアラビアのムハンマド皇太子（同左）と電話会談を行ったと発表した。大阪市で２０１９年６月代表撮影（２０２５年　ロイター）

[モスクワ/リヤド １４日 ロイター] - ロシア大統領府は１３日、プーチン大統領がサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談を行ったと発表した。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟の主要産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」の合意を順守することの重要性を確認した。

大統領府の声明によると、両氏はウクライナ和平に向けた動きについても協議した。プーチン氏は２月に行われた米ロ高官会談に関し、サウジが仲介に尽力したことについてムハンマド皇太子に感謝の意を示した。

サウジの国営通信社が１４日に報じたところによると、ムハンマド氏は引き続き対話を促進し、ウクライナ危機の政治的解決を支援することを約束した。