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ブラジル、一部輸入食品の関税撤廃へ インフレ抑制の時限措置

2025年03月14日(金)11時36分

 3月13日、ブラジル産業・貿易省傘下の貿易審議会(CAMEX)は、食料品の価格上昇を抑制するため、一部製品の一時的な輸入関税撤廃を了承したと発表した。写真は、ブラジルのアルクミン副大統領。2024年11月、アゼルバイジャンのバクーにて撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)

[ブラジリア 13日 ロイター] - ブラジル産業・貿易省傘下の貿易審議会(CAMEX)は13日、食料品の価格上昇を抑制するため、一部製品の一時的な輸入関税撤廃を了承したと発表した。

アルキミン副大統領は記者団に対し、関税撤廃は全会一致で了承されたと説明。「食料品のインフレ抑制を支援するための緊急措置だ」と述べた。

アルキミン氏によると、関税は14日から撤廃され、食料品価格が下がるまで続けられる

1年間継続すればコストは6億5000万レアル(1億1207万ドル)に上るという。ただ同氏は、より短い期間で済むとの見通しを示した。 骨なし牛肉製品やコーヒー豆、トウモロコシやオリーブオイルなどが対象となる。

ロイター
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