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米下院議長、対話集会への参加見送りを共和党議員に呼びかけ

2025年03月05日(水)10時43分

3月4日、米共和党のジョンソン下院議長(写真右)は公開方式で開かれる有権者との対話集会(タウンホールミーティング)への参加を控えるよう同党の議員に呼びかけた。マイアミで1月撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[ワシントン 4日 ロイター] - 米共和党のジョンソン下院議長は4日、公開方式で開かれる有権者との対話集会(タウンホールミーティング)への参加を控えるよう同党の議員に呼びかけた。トランプ大統領が連邦政府職員の解雇や政府機関への支出を停止したことを巡り、集会で激しい衝突が起きる事例が発生しているため。

ジョンソン氏は、民主党や活動家グループが対話集会で混乱を引き起こしていると主張。「彼らはプロの活動家だ。だから今の状況で彼らのために集会を開いてやる理由はない。メディアを意識した行動であり、それは周知のことだ。その手には乗らないのが賢明だ」と言い張った。

その上で共和党議員に対し、小規模なグループや電話会議など他の方法で選挙区の有権者と対話するよう促した。

最近開かれたいくつかの対話集会では、実業家のイーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)が進める連邦政府職員の大量解雇や無駄と見なされたプログラムへの支出停止などの取り組みを巡って怒号が飛び交った。

ロイター
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