Ｇ７外相、ウクライナ和平へ協力継続 安全保障の必要性強調

２月１５日、主要７カ国（Ｇ７）外相はドイツのミュンヘンで会合を開き、ロシアの侵攻を受けるウクライナの強固な安全保障を伴う和平の実現に向け、引き続き協力していくことで合意した。また、ロシアに対する今後の制裁は同国が交渉で誠意を示すかどうかに左右されるとした。写真は同日開催のミュンヘン安全保障会議に出席したウクライナのゼレンスキー大統領（左端）とドイツのショルツ首相（右端）。代表撮影（２０２５年　ロイター）

[ミュンヘン １５日 ロイター] - 主要７カ国（Ｇ７）外相は１５日、ドイツのミュンヘンで会合を開き、ロシアの侵攻を受けるウクライナの強固な安全保障を伴う和平の実現に向け、引き続き協力していくことで合意した。また、ロシアに対する今後の制裁は同国が交渉で誠意を示すかどうかに左右されるとした。

Ｇ７外相は会合後の声明で、「２月以降の新たな追加制裁は、ロシアがウクライナ戦争を永続的に終結させ、ウクライナに主権独立国としての長期的な安全と安定をもたらすため、実際に誠意を持って取り組むかどうかと関連付けるべきだ」と述べた。

また、持続的な和平を実現するため協力する決意を表明。「戦争が再び起こらないよう、強固な安全保障を確立する必要性」を強調した。